卓球は一番複雑な球技である

初めまして。前提として、私は卓球経験者ですが別に上手くも強くもないです。大会の実績なんてありません。それでもよければ読んでくださると嬉しいです。

では早速、何故卓球が一番複雑な球技だと主張するのか、その理由を説明します。理由はただ一つ、スピード感と回転の影響が異常だからです。

まず卓球は、幅:152.5×長さ:274×高さ:76cmの卓球台でプレーします。そう、コートが他の球技よりも圧倒的に小さいのです。これにより卓球特有の高速ラリーが展開されるのです。

それだけではありません。卓球のもう一つの特徴は、回転の駆け引きです。卓球はラケットのラバー(ゴムのシートをスポンジに貼ったもの)の部分で40mmのプラスチック製ボールを打球します。そのため他の球技の比にならないほどの回転が生まれるのです。その方向も上・下・横・無回転と多様で、これを正しく判断しなければまともに返球することすら叶いません。

つまり卓球というのは、「相手が打球してからこちらが返球するまでの僅かな時間で、相手のフォームや打球音、ボールの軌道などから回転を推測し、それに合った方法で返球する必要がある」スポーツです。

どうでしょう、複雑だと感じませんか?実際複雑で難しいです。ですがその分慣れてしまえば他の競技と違った楽しさに気付くことができるはずです。多くは語りません。とにかく一度やってみてください。本当に楽しいので。保証します。

又、見ても楽しいのが卓球です。是非プロの試合を見てみてください。男子の試合はダイナミックな卓球を、女子の試合はスピーディーな卓球を、それぞれ感じることができます。きっと面白さに取り憑かれることでしょう。

最後に、ここまで長々と書き連ねてきましたが、卓球はあり得ないくらい難しくてあり得ないくらい楽しいスポーツです。是非触れてみてください。

ありがとうございました。


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