瞑想することの意味

今瞑想しててわかった。
瞑想は洗脳や刷り込みを解くのに最適である、と。

洗脳されてないって?
んなことないよ。98%の人は何かしらの洗脳を受けてる。
洗脳以外にも浅はかな思考で作り上げた思い込みや論証のない確信なんかを含めたら真実でないことで頭の中はとっちらかってるはずだ。

俺が普段、他の人と話してて思うのは

「この人はなんでなんの論証もないのに「ただそう教わったから」という理由だけで親や教師や上司の言うことを信じられるんだろう?」

ってこと。
俺は親でさえ信じなかったから、まぁ半覚醒くらいの状態で居られていたんだと思う。
でも意識を覚醒させるのに瞑想はやっぱり効く。

瞑想をしていると、実体としての自分を感じやすくなる。
人生のベースが思考ではなく、実体としての自分になる。
専門用語言うならBeingの世界であるとか「今に在る」という表現になると思う。まさにあれ。
常に今にある状態が続いて、そこに時折思考がポンッと発生するような感じになる。
でも普通の人は逆。意識の世界にずっといて、自分の体の感覚で生きるのはほとんど稀。だいたい意識の世界で生きてる。
自分が思考だと思いこんでいる人が大半だからそういう人たちは思考の世界で生きてる。そういう人たちが瞑想を通して無思考の、そして実感としての今に在るという感覚を覚えたら衝撃的だと思う。まぁ無理だと思うけど。

この意識の世界の中で生きている、という感覚はマトリックスの世界感に近い。みんな意識の世界に閉じ込められてるんだ。
完全な無思考=意識の覚醒は経験できなくなってるからずっと意識の世界で生きていくことになる。意識の世界で生きていく為にはずっと思考してなければならないから途轍もないエネルギーが必要になる。だから意識の世界で生きている人ほど太りやすくなる、太らなくても何らかの病気になる。
現実世界で生きていれば世に出回っている食品が単なる毒だってことくらいすぐに分かる。でも意識の世界で生きてる人は現実認知の感覚が弱いからそれがわからない。テレビやメディアからカンタンに刷り込まれたものを疑いもせず、そのまま信じる。信じるというよりもそのまま行動する。

現実世界で生きていると、思考は単に「認識するもの」に代わる。
別に自分じゃない。脳はあくまでも脳。肉体を管理する機関であり、経験した物や事象から生きていく上での最適解を導き出すスーパーコンピューターでもあり、通信機器でもある。
その脳を単に自分だと認識し始めるとすべてがおかしくなる。
所詮、脳はバーチャルリアリティを作り出す機関であって脳だけがすべてじゃない。もちろん、感覚を生み出す機関でもあるから今に在るという感覚も脳が生み出しているのかもしれない。でもそれが正しい脳の使い方なんだ。
なんだろう、車で言うアイドリング状態っていうのかな?
脳は24時間営業だからエンジンを切るわけにはいかないけど、それでもずーっと全開で使い続けていればオーバーヒートするかおかしくなる。
たとえ壊れなくてもガソリンが必要になる。だから甘いものを食べる。
で、大抵の人は太るか病気になるんだけど、これを止める唯一の方法が瞑想なんだ。もちろん、考え方を変えたり意識を唯一の現実世界である「今」に向けることでも確かに改善は出来るけど、それでも瞑想にか敵わない。
瞑想にはとてつもない効果がある。

仏陀が瞑想で真実に気づいたのも頷ける。

一度思考を止めてごらん。
まぁ無理だから。ずーっと脳が動いてるでしょ?
それを止めないと意識の世界から出てこれないよ。
これこそが本当のレッドピルさ。

俺たちはずーっと長いこと意識の世界に閉じ込められてきたけど、もし自分の人生を取り戻したいと思うなら意識の世界から出ることだ。
それ以外に道はない。
思考というバーチャルの世界で行き続けたいならそうすればいい。
俺はお節介を焼くつもりはないから。好きに生きればいい。

ただ、俺はそんなの嫌だ。
あいつらに洗脳された真実でない意識の世界で生きていくなんてゴメンだ。
だから俺は目を醒まして本当の世界を生きていく。
本当の人生を経験して、次の世界に行きたいからね。

ダメでもともと。瞑想してみるといいよ。
自分がいかに意識の世界で生きているのか、日に日にわかるようになるよ。

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