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せだいのレコーディング中期
こちらの記事ではせだいのレコーディング中期について書きたいと思います。
2019年1月19日リリースのSingle「FUHAI GUREN」がレコーディング中期の音源です。
デモ音源のリリースを終えて、次のレコーディングではドラムを複数のマイクで録る事に挑戦しました。
レコーディングでは通常そんな事は当たり前なのかもしれませんが、自分たちにとってはこれが大きな転換期でした。
複数のマイクが繋げられるオーディオインターフェースが必要
今までSONIC PORTを使い続け過ぎたせいでそれすらも知りませんでした...
ただ調べてみると使えそうな機材はどれも値段が高い...ていうかマイクも必要じゃん...出費やば...
そこで一つの「解」へ辿り着きます。
全部スタジオで借りればいい
大体のスタジオではオーディオインターフェースとマイクがレンタル可能です。
それぞれ1時間200円くらいです。しかも物によっては0円で借りれます。
費用はそこまでかからないんです!!
せだいがいつも使っているオーディオインターフェースはSTUDIO-CAPUTURE Rolandです!
これの何がいいかって言うと(まあ、それ以外の機材使ったことないんですが)
AUTO-SENS機能っていうのがあって、設置したマイク毎の入力レベルを自動で設定してくれる機能があるんです。
要はマイクの録れる音を自動でいい感じにしてくれるみたいな感じです。素人の我々にとって超超超助かる機能です。
マイクの設置方法
機材の準備はできることがわかったけど、マイクの設置方法がわからない...
何本もマイクを使ってしっちゃかめっちゃかになるのは避けたかったのでググって出てきたサイトを参考にFUHAI GRAINはマイク3本で録る事にしました。
グリンジョンズという有名なレコーディングエンジニアが編み出した手法らしいです。
完成したドラムRECの音について
いざ初めての複数マイクでレコーディングした音源をミックスしますが今までは1点録りだったのでミックスの手間が増えます。
ていうか結構トラック毎で音を聴くと結構ヤバいです。これ大丈夫かな...ってなった記憶があります。
でもミックスすればいい感じになるので面白いです。音が生まれ変わる感じがやっていて好きなところです。
初めてちゃんと複数でマイク録りをしたドラムの音は今聴くと正直あんまり上手くいってないな〜と思います。マイクの置き方にしても、ミックスの仕方にしても手探り状態だったと思います。でもまあ当時は意外といい感じにできた!!!!と感動しました。
感覚的にドラムのミックスで一番大事なのは頭上にあるトップのマイクかなと思います。次にバスドラです。あとはそれに混ぜるような感じでスネアを調整しています。
トップのマイクのミックスの仕方は1点録りの時のやり方に近いです。
如何に高音がシャンシャンして煩くならないかというのを気にしてイコライザーをかけてます。でもシャンシャンしなさ過ぎてもダメです。
キワキワを狙います。キワキワって言葉、自分のミックス作業では大切なキーワードにしてます。ギリギリを攻める感じです。
あとはコンプをめっちゃかけてます。
こうやって何とかそれっぽく出来てるのはマイクの本数が少ないからだろうなとも思います。
タムにもマイクを付けてミックスやってみたいです....いつか挑戦させてくれないかな。
ドラムってバンドの中の楽器隊で唯一の生音だから凄い難しいです。素人でよく分からずやってるから自信もないです。
でも!!とりあえずやってみれば結構それっぽくなります。
ミックスって音の波形をどうにかする話なので理論とか、一般的なやり方とかあるんでしょうけど最終的に自分の耳で聴いてイイって思ったらそれでいいでしょと言い聞かせてます。
GarageBandやLogicにはコンプにもイコライザーにも元々設定のプリセットが入ってるのでジャンジャン使って試してみてもいいとも思います。
因みにドラムは佐久間と沼ちゃんが個人練をとってレコーディングをしているので出来上がりについては毎度お楽しみになってます。
取り急ぎLINEグループにドラムのデータが送られる度に「遂にレコーディングが始まったか...」感が出ます。
最近配信したアウトサイダーズの場合はこんな感じです👇
アナル穴岡って誰...
ボーカルのレコーディングについて
レコーディング中期からボーカルのレコーディングはスタジオでボーカル用のマイクをレンタルして佐久間が一人で録っています。
今思ったら一度もボーカルをレコーディングしている姿を見たことがありません...
がんばれ...がんばれ...と祈ることしかできません。
でも実際スタジオで皆で録る場合も、がんばれ...がんばれ...と祈ることしかできないから祈る場所が変わるくらいですね。
最初の方は上手く録れなくて色々とあーでもないこーでもないと意見を出して試行錯誤していた気がしますがほぼ忘れてしまいました。
ドラムのマイキングやボーカル録りのコツについては佐久間の方が詳しいです。
カップリング曲「modify youth」の余談
この音源のギターとベースについてはいつも通りのSONIC PORTを使いました。確かうんにょん宅にて年末らへんに、皆集まってレコーディングをしました。
すごい覚えているのが皆でマリオパーティーをしながらレコーディングをしたことです。
2曲目「modify youth」で曲の最後に笑い声が入っています。これはマリオパーティーをしている時の皆の笑い声をこっそり録って貼り付けました。邪魔だから消してとか言われなくてよかった。
曲は夏の曲ですが俺は聴く度に年末に皆集まって楽しくレコーディングした多幸感が蘇ります。
この曲本当好きなのでライブでもやりたいし、なんなら再録したいな。
こんな感じでせだいのレコーディングは中期を迎えました。
ドラムとボーカルのレコーディングが何とかそれっぽくできるようになりました。
次の音源のレコーディングでは
「アンプシュミレーター買ってみたい...」
「アコギ入れたらいい感じになんじゃね...」
とさらに新しい欲求が芽生え始めます。
後期に続きます。
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