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会社を辞めたあと何かしないと思っていたときに勧誘された話

こんにちは、飯うまな真素夫です。

今回も情報提供がありまして、体験談になります。

それでは今回の情報提供者のMさんよろしくお願いします。

はい、よろしくお願いします。

ことの経緯:大学時代

ことの初めは大学院2年生の12月。

PさんとTwitterで出会い、テキストより通話がいいと仰るのでLINEで連絡を取るように仕向けられます。

そこで、私は当時独学でプログラミングを勉強し始めていたのですが、なぜ勉強しているのか聞かれたために、将来的にフリーランスとして働きたいためと解答。

するとPさんは、「自分もプログラミング勉強したんですけど、全く稼げなくて…(以下略)」。

そういう話からネットビジネスの勧誘話に移ってきました。

Pさんは「こんど東京にHさん(教祖様)って人が外国から帰ってくるんですけどお話聞きませんか?こんな機会無いですよ。」と東京に来ることを誘われ、「また次回」と断ろうとしたのですが既にクロージングにかけられていました。

「すぐに行動に移さないと結果ってでないですよ!」

当時の自分の無知さに本当に悔やんでしまいたいほどですが、こうやって逃げ場をなくされついつい予定を入れてしまいました。

1月中旬、東京に向かい喫茶室ルノアールへ。

そこにはPさんが先に座っていて初のご対面。その数分後にHさんが登場。

そこで聞きたくもないお話につきあわされ、3時間位経っていたでしょうか…
Hさんは自分に、「個人で稼ぐ力が必要だ」とか「ビジネススキルが必要だ」とか間髪を入れずに説明され続けかなり消耗。

そして最後に「君は自分のしたいことができる時間がほしいんでしょ?どうやってビジネススキルを身につけるの?」「オレでいいじゃん!」と言われる。

営業方法が強引で幻滅しましたが、お金が無いと断ろうとすると…

Hさんから「クレジットカードで払ってもらえればいいですよ。すぐ回収できるので…」と言われ無理やりクレジットカード情報を抜き取ろうとしてきたのです。

あいにく、私が地方民だったのであまりクレジットを使わない・持ち歩かないというスタイルだったので正直に持ち歩いてない事を伝えると次は「スマートフォンからでも見れますよ」と…

あの手この手で面倒な人たちだなと思いつつ、あまりクレジットカード使わないことが幸いしてパスワードを手元に控えていなかったので、事実上ログインできずに諦められました。

その時は、話を聞くだけで東京をさりましたが、二度とこの人達と近づきたくないと思い連絡は一切取らなくなりました。

社会人になってから

結局そのまま就職してからのこと。

晴れて社会人になり、新しいこと続きの毎日で新人研修は非常に楽しいものでした。

「意外と会社員もいいものだ」と考えていましたが、実際に各部署に配属されてからが非常に苦しい生活を余儀なくされることになります。

業務内容が自分にとってあまりにも難しいために、毎日勉強しない追いつかず、十分な睡眠時間も取れないことから身体的にも悲鳴をあげていました。

そして、半年足らずで退社することを決意。

退社後の転機

何か初めないといけないと思い、ネットで情報を探しているとTwitterでOさんと出会うことになりました。

以前と同様の手法でLINEで通話するように流されます。

そして、全く同じような内容でお話がすすみ、ネットビジネスを勧誘されてきました。

行く宛もないので、とりあえずそのビジネスとやらを学んでみるかと思い少し乗ってみることに。

すると、話の流れでSさんという人に教わったということを知り、Oさんを含めそのSさんと3人でLINE通話する事になりました。

そこで、驚愕の出来事が起こりました。

自分が「実は以前もビジネスの勧誘ってあったんですよね」とついつい話の流れでお話してしまいまして、そこでPさんやHさんのことをお話すると、なんとPさんはSさんの教え子、またSさんはHさんの教え子だということが分かりました。

なんとなくマルチ的な気持ちの悪さを感じてしまいましたが、とにかく行く宛も無いということでとりあえず入会してみることに…。

ビジネス入会後

そして、数日後にA4サイズの封筒が届き、中を見てみると内容の薄いワークシートと気持ちの悪いカード型のUSBが同封されていました。

USBは、おそらくブランディングのつもりなのでしょうが、
「これであなたは私達の会員です」→(足枷をつけられた気分)
「これであなたは無限に稼ぐことができます」→(ドーピングしているかのような気分)
と言わんばかりの風貌で、はじめる前から気分がだだ下がりでした。

そして、嫌な予感がする契約書もセットで入っており、事務所の所在地が書いてあったのですが検索しても全くヒットしないというかなり怪しい状況。

「これは辞退しよう」と考えたのですが、よくよく考えるとまだ成約していないのにも関わらず郵送されたのは商品自体であり、契約書まで同封している時点で、このまま成約させる気でいるということは感じていたのです。

かなり悪徳なやり口だと思いました。

しっかり断ろうと思っていたのですが、自分の弱い所が成約までに至らせました。

というのも、後日またLINEでOさんとSさんと成約についてのお話をすることになっていたのですが、お金は払えませんということを申し出ると、

「あなたやるっていいましたよね」

と猛反発を喰らいました…(汗)

それにこちらとしても一度中身を見てしまっているために、このまま支払いませんという事を強行すると法的処置を取られるのではなど、無知過ぎたために結局契約書にサインすることに。

今思うとかなり汚い手法です。

しかし、払ったからにはしっかりサポートしてもらおうと思っていたので、毎日ガリガリフルタイムでワークを進めていたのですが、あまりにもサポートがひどいために1週間でクーリング・オフしました。

クーリング・オフ後

しかし、この事をきかっけに彼らは本性を露わにしました。

クーリング・オフには結局対応してくれたものの、かなり脅迫されました。

「稼げなくて、最悪の人生を送ることになりますよ」
「君は本当にカスだわ」

言葉は悪いですが、もともと初めてお話を聞いたときから民度が低いなと感じでいたので、すぐ感情的になるのではないかと思っていたので身構えていましたが、いざ本当に言われるとここまで傷つくものとは思っていませんでした…(汗)

しかし、向こう側もかなり落ち込んでいましたが、本当に稼いでいるなら高々50万円程度返金したところで何ら問題ないはず。

やはり、そういった若者をターゲットにして食い物にしていることが推測されます。

実際は勧誘時の入会金が彼らの手取りの一部となり、自分が立ち上げたビジネスでの売上はあまりないと思われます。

そんなビジネスの本質を学べないところで時間を潰している暇はないと思いました。

この経験から得られた学び

社会に出てからは、完全に自己責任です。

基本誰も助けてくれる人なんていないと思っておいたほうがいいです。

特に、何も縁もゆかりもない人から、いきなり優しくされるということに対して疑うべき。

世の中そんな簡単に上手くいくはずがない、ということを学びました。

マスオより

今回も壮絶な体験談ありがとうございました。

クーリングオフ後の「きみは本当にカスだわ」はつらいですね。これはきつい。

何も縁もゆかりもない人から、いきなり優しくされるということに対して疑うべき。というのは本質をついており、なぜその人が優しくしてくるのか、ということをよく考えて行動するべきですね!

僕も気をつけたいと思います。(ほいほいついていかないように。)

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