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太陽の塔

ずっと行きたかった、太陽の塔の内部公開に行ってきました。

私は吹田市の出身です。

吹田市といえば、万博公園が有名です。その中でもアイコン的な存在は、やっぱり太陽の塔。

大阪府のコロナのシグナルとしても一役買っているような存在です。大阪のアイコンのひとつと言っても差し支えないでしょう。

吹田いや、大阪のアイコン、太陽の塔が2018 年に耐震工事を完了。48年ぶりに公開されたのが2年前。コロナでしばらく非公開になっていたので、再開を待ち、ようやく観ることができました。

外観の素晴らしさは、言わずもがな。内部は螺旋階段状に下層階から上層階に登って行くことができ、下層階は原生類の単細胞生物にはじまり、上層階では哺乳類、このように生物の進化を展示とともに観ることができます。

職人さんたちの手で修繕しなおしたとは言え、胎内は赤を基調として、50年経った今でも衝撃的な美しさを誇り、古さは微塵も感じられず、その高い芸術性が時空を超えて普遍的であることを知らされます。

太陽の塔を作ったのは、言うまでもなく岡本太郎。

私が小さい頃は、「芸術は爆発だ!」のフレーズで、幼心に狂気を帯びた変わったおじさんという印象を持っていました。

岡本太郎の著書、「自分の中に毒を持て」もかつて読みました。

今日、太陽の塔を登って、急に岡本太郎の著書「自分の中に毒を持て」の第一章『意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない』に出てくるワンフレーズ「危険な道をとる」が急に頭に浮かびました。

と同時に、大学生の時、はじめて行った講演「ドクター中松」のフレーズ『選難楽」がフラッシュパック。

※選難楽とは、その文字どおり、難しい方を選ぶと言うドクター中松の人生観。

歴史的奇人で偉人の2人。

時代の先を行きすぎた2人の評価は、時を経るごとに高まっていくんでしょう。

信じた道を突き進む。

彼らの時代は、そのことがとてつもなく困難で、大きな壁だらけだったのは想像に難くありません。外野に負けないよう奇人を演じてた部分もあるのか、とも凡人ながらの発想を持ちました。

私はボクサーパンツを作っています。結構、かなり、狂気に満ちた。。。

私もパンツの中に毒を入れ、自分らしいパンツを作ろう、そうあらためて考えた次第です。(比喩)

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