2023/01/22 雑記 「コストパフォーマンス/煙草/遺書」

コストパフォーマンス

酒イキリをする。常人より強いので、酒で酔うのに常人より金がかかる。飲み会や良い酒を飲む時は利点になるが、眠れない夜は単にコストパフォーマンスが悪いだけだな、と思う。

一人の夜は嫌いじゃない。誰かと居る時と同じくらい大切な時間だ。けれど、思ったよりも寂しくて。最近はぼんやりと、逃げ続けているような気がする。

コストパフォーマンスの悪い、創作なんてものをやると決めた理由や、続けている理由はたくさんある。そのうちのいくつかは誰かとの出会いか、あるいは別れだったりする。僕はもしかしたら能動的にこれが好きになったわけじゃないのかもしれないな、とも考えるけれど、でも処分できずに積み重なった児童書を見ると、そんなこともない気がしてくる。別にいい。今、僕は書くことが好きだ。

こんな些細な肯定にも、何度かの夜を必要とする。やっぱり、割に合わない。

煙草

人の数が多い同窓会だと、どうしても椅子が足りなかったり、特定個人と話す機会が少なくなったりする。その機会を得るための手段として、僕は常に煙草を持ち歩いている。1mgの弱くて細いヤツ。大抵はメビウスかキャメル。酒が入ってないと、こんな煙は美味しく吸いきれないから、あまりペースは速くない。

のだけれど、この前、同窓会で初めて一日で一箱空けた。ガスライターが付かなくなって、友達のオイルライターの火を借りるくらいには、喫煙室で話し込んでしまった。それは嬉しいことだけど……さて、帰ってきた後に残った煙草臭えコートの匂いを感じると、やっぱり煙草は2ヶ月に一箱くらいで良いかな、と思う。

というわけで、今回の文体シャッフルではその記憶が未だ鮮明で、また煙草を書いてしまいました。反省しています。ただ主軸はBUMPというかRADというか。そんな感じなので許してほしい。

遺書

来週あたり、東京を氷点下の寒波が襲うらしい。僕は部屋に暖房を付けない縛りプレーを課しているので凍死するかも、前日に遺書書いとかなきゃ、なんて軽口を叩いたけれど。

実際には、僕に残したいものは特になくて。僕が遺書を書くとしても、大事なのは『遺』ではなくて『書』の部分だと思う。

なんとなく、愚かな気がした。

今日はここまで。おやすみなさい。

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