自分ってどんなヤツだっけ?②
小学生
小学校生活とは長いものだ。
小学生の頃は「6年間なんて永遠に経たないんじゃないか」と思っていた。
振り返ると、あっという間である。
そして、長かったという感覚に反して、あまり覚えていることがない。
<小学校低学年>
学校での出来事が全然何も思い浮かばない。
ママ友だったのだろう、親ぐるみの付き合いで、同級生の友達の家によく遊びに行っていた。
思い出せるのはそれくらいだ。
友達の妹に酷いことをしてしまったのは覚えている。
なんでそんなことをしたのだろう?
今考えてみても理由は分からない。
謝りたいものだ。
<小学校中学年>
これも特には思い出せない。
仲良くしてた友達は途中で引っ越ししちゃったな~とか。
おバカキャラだったアイツが高学年になってモテモテキャラになっててビックリしたとか。
授業参観で親向けの自己紹介のトップバッターでうまくできて、流れを作れたとか。
それくらいだろうか。
<小学校高学年>
このあたりからようやく思い出せることが増えてくる。
まずもって担任の先生と相性が良かった。
どう考えても好かれていた。
えこひいきされているわけではない。
明るいキャラクター(当時)がクラスの雰囲気づくりとマッチしていたのだと思う。
先生にとっては楽な生徒だったと思う。
指名したら正解するかボケて笑いが取れる子だったから。
初恋と言っていいのだろう、淡い恋もした。
第二次性徴期の到来である。
しかし、心はまだ無邪気な子どもであった。
ひねくれだすのは卒業してからのことである。
一言で言えば、小学生のぼくはただ無邪気だった。
中学生
中二病とはよく言われるフレーズである。
それが意味するところをそのまま、いまだに引きずっているような気がする。
何がって、性を意識するようになって強烈に感じたことがある。
モテない
笑。
コンプレックスの塊みたいになっていった。
今思えば、見た目が悪いわけではなかった。
勉強はできた方だ。
面白い方だったとも思う。
そんな女性に受け入れられないわけでもなかろう。
そう過去の自分に声をかけてあげたい。
しかし、受け入れられないことが当時は怖かった。
(今でも怖くないわけではないが)
あと、何事もそれなりでしかなかったので、自信がもてなかった。
そういう背景だったので、異性と恋愛的なシチュエーションになりそうになったら全力で回避していた。
モンハンで言うところのローリング回避である。
うまくいくいかないは別にしても、今思うともったいないぞ。
大人になるとそんなチャンス自体が減るんだぞ。
説教おじさんになってる、笑。
中学生時代で思い浮かぶのは、上記の通り強烈にうぶだったこと。
そして受験勉強の思い出である。
学校では賢い方だった。
しかし塾に行くと上には上がいる。
「何言ってるかわかんね~」
そんなことがザラだった。
でも、すごいですね。
何がって、恋心ですよ。
塾にいた女の子に淡い恋心を抱いた。
その子は、授業がない時間も塾で勉強をしていた。
一緒にいたいから、自分も塾で勉強する。
勉強時間がグングン伸びる。
1日10時間なんてザラになった。
そのうち成果は実を結ぶ。
並みいるカシコ達をおさえ、本番ではトップクラスの成績を収めたのだった。
恋の力、すごい。
モチベーションは限りなく不純な気がするが、とは言え初めて人生の壁を打ち破った経験だった。
やれば、できる。
この言葉が時として根拠のない自信となって自らを苦しめてるような気がする、笑。
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