第17回寒波亭参加レポ+デッキについて
どうもお久しぶりです、めるです。
201103環境の寒波亭さんに遊びに行かせてもらいました。
使用デッキ→ロンファジャンクドッペル抜きジャンド
いや、賢者デッキすぎだろ
そう言われてもおかしくはない構築なんですが、
一応こうなった経緯はあります。
とりあえず当日の戦績から
ドラグニティ◯×◯
ラヴァル××
ヒロビ◯×◯
ジャンド×◯×
ジャンド×◯◯
旋風◯×◯
4-2でした。
・現環境のジャンドの立ち位置
経緯を書く前にこの環境の前提の認識を共有します。
現環境のジャンドは立ち位置がクソ悪いです。
理由としては、1103で最優デッキのTGガジェに相性が悪いことが大きいです。
ジャンドはセットモンスターを置くゆっくりとしたゲームをしたいのですが、
ガジェ召喚がそれを許してくれないです。
ガジェ召喚を放置するとランク4エクシーズモンスターに変わり、それをライコウで処理しても0-1交換で損をします。
ガジェに対してカードを使うことが厳しく、出来る限り戦闘破壊したいが、
投入されているモンスターは基本裏置きのモンスターが多く、こちらからの仕掛けは遅くなりがちです。
また、血の代償のような一撃必殺カードも
ロングレンジでゲームをしたいジャンドにとって不利な要素になります。
・ロンファ、ジャンクドッペル抜きに至った経緯
まず、現状のテンプレートではTGガジェに対して不利です。
そこを改善するために召喚権の見直しを考えました。
ジャンクシンクロン、ドッペルウォリアーは単体で仕事ができず組み合わせカードになります。
特にドッペルウォリアーは組み合わせカードなのに罠を踏むとかなり損をするカードで、
上振れ要素が強すぎます。
全てのゲームで理想の展開が通るわけでなく、むしろその逆の方が多いはずです。
上振れのカードよりもどの状況でもある程度仕事の出来るカードを採用したいと考えて抜きました。
終末ゼピュロスをまず確定させましたが、
その分の召喚権使うモンスターを削るときにロンファにしようと考えました
(ジャンクとドッペルはそもそも入れようと思ってない)
・ロンファはセットしやすいモンスターではない
ジャンドはセットモンスターを多用するデッキで、
相手にはライコウのイメージが刷り込まれてる状態なので、できる限りライコウのケアを考えて動いてきます。
ロンファは他のモンスターよりセットしづらいのも気になりました。
・ロンファ絡みの展開で罠を踏んだ場合、大きく損をしやすい
この環境は大嵐が禁止カードになった影響で罠が多い環境になります。
展開がすんなり通ることの方が稀で、
ハリケーンですら展開後、ワンキルが出来なければ再度置かれ直してしまうことからリスクのあるカードになっています。
サイド後はDDクロウ、メインにはヴェーラーが入っていることも多く、
相手の罠をハリケーンなどで解決したとしても展開が失敗することが予想されました。
そのため、『ロンファを使用しての展開』
を諦めて、『ロングレンジのゲームをすること』
に重きを置きました。
リミリバもロンファがいるから入っているカードな面が大きく、合わせて抜くことにしました。
・採用したカード
・終末の騎士
・BF精鋭のゼピュロス
・ゾンビキャリア
・邪帝ガイウス
・ライオウ
・ダークアームドドラゴン
・神の警告
見慣れないところはこの辺だと思います。
・終末の騎士、ゼピュロス、ゾンビキャリア
終末の騎士はガジェの2色を上から叩け、ゼピュロスかチューナーの供給が出来ます。
トマトから出ても強く、ガジェに対して損をしないまま仕掛けやすいです。
ゾンビキャリアはロンファリミリバを抜いた影響でチューナーの供給が減ることを考慮しました。
終末だけでブリューナクを出すことも出来るので、仕掛けのカードとして一級品です。
ゼピュロスは使い方は多すぎて無限にうまぶれるGODカードでした。
リビングデットの使い回しはもちろん
デブリで釣ったヴェーラークロウの誘発回収
死者蘇生させたモンスターを回収して召喚など
また、デブリからランク4エクシーズに向かいやすいことも強く、
ホープで相手のライブラリアンを倒したりで使います。
・邪帝ガイウス
今も迷ってる枠です。
ジャンドはカオスソーサラー、ブリューナク、トリシューラに破壊以外の除去を頼っていて
それ以外で返し札としてのカードになります。
召喚に成功すれば相手の伏せがかなり透けるのでプレイがしやすくなります。
ただ弱くないけど、強くない系カードなので次回は他のカードを試します。
・ダークアームドドラゴン
強いです。
このデッキの闇は
カオスソーサラーで調整が効きやすい
自己蘇生や他のカードで減らすことも出来る
というダークアームドドラゴンの出しやすい条件が揃ってます。
安全に着地してしまえば、
相手の盤面、ライフを大きくとれるので、終末パッケージを入れる場合入れた方が良さそうです。
出たゲームは全て勝っています。
・ライオウ
先手のマウントカードとガジェに対しての相性補完カードの立ち位置です。
先手で出せればミラー以外にはそれなりに強く、
自分のデッキへの影響はかなり少ないです。
ライオウを取り払うためにカードを消耗したり、
時間をかけてくれるならジャンドのロングレンジゲームをしたい目論見と合致しています。
ただミラーへの弱さと後手時に弱いことから1枚のみ採用しています。
見せることで攻撃反応系罠が残り、サイド後の邪神の大災害が通りやすくなる効果も期待してます。
・神の警告
防御札です。
どのデッキ相手にも一定以上の効力がある罠は
激流葬、ミラーフォース、警告、宣告
のみと考えています。
奈落、幽閉は相手のデッキによって強さが大きく変わってしまうのが懸念点です。
ジャンドの罠はハリボテか蘇生罠であることがほとんどなので、
サイクロンをぶっぱ気味にプレイすることは墓地によりますが仕掛ける時以外はないです。
そのため、置いた警告が有効に機能することが多いところが優秀です。
特にトリシューラはもらうと致命的なシーンも多いので、
当てられればアドバンテージとテンポを奪えます。
後ろをハリボテだと思って投げてくる読みの投入です。
・ロンファを抜いたことの影響
ダンディ、バルブ、スポーアへのアクセス減少
植物ギミックによる展開パターン、上振れパターンが激減
が問題点としてあります。
バルブスポーアへのアクセス減少は
召喚権を用いてバルブスポーアを出したいシーンがそこまでなく、影響はあまり感じませんでした
展開パターンについては1つ誤算があり、ジャンド使用者が予想以上にいたことです。
今回は『ジャンドの立ち位置が悪い』
という認識でジャンドが少ないと読んで、ほぼミラーマッチを切り捨てています。
植物ギミックによる展開をするジャンドはロングゲームをする構築になったこの構築と相性が悪く、
1回勝てたのも相手の事故によるところが大きかったです。
・クソ後悔したエイド→キメフォ
言い訳にしかなりませんが、今回の構築は前日にちょろっとMDで回しただけの構築なので、
EXの欠陥に気付きませんでした。
カラクリはロングレンジのゲームをやりたいこちらと相性が悪く、
後手側のゲームを少しでも改善するためにサイバードラゴン+キメフォは必ず採用したかったです。
そうするとEXが1枠足りなくなり、エイドを抜くかキメフォをサイドに置くか迷いエイドを抜きました。
セットモンスターをライコウと偽造してダンディ置いた時など、
エイドから攻めたいシーンが何度も訪れましたし、
ライブラリアンで1枚引くカードが減ったこともありました。
1度も対人戦をしないで当日を迎えるのは良くないと心底思います…
・まとめ
これだけ対ガジェを考えて作ったのに1度も踏まなかったので、あんま意味なかったかもです。
シンプルに上振れと通常のバランス考えて組んだ方が良いと思いました…
なんなら対ガジェ当たってないし、やってないからよかったのか悪かったのもわからないw
拙い文章でしたが、読んでくれてありがとうございました。
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