Friday night funkinの自作MODの作り方2(環境構築)

※この一連の記事は「kade engine」という初期の方に作られたMOD engineを紹介しています。現在「psych engine」などのプログラミング要素が最低限になったMOD engineが開発されていますので其方を検索してみてください。(2023/03/02追記)


初めに

こんにちは、メルーネです。
引き続きMOD作成に必要なものをまとめていきたいと思います。

今回の記事の内容についてはこちらの動画を参考にしています。

https://www.youtube.com/watch?v=cZEnYCUSJ2E&t=104s&ab_channel=HippoBoii


英語がわからなくても基本的に画面の操作通りにしていけばいいので、是非一度ご視聴ください。多分そっちのほうがわかりやすいです。こちらの記事では主にダウンロードしないといけないものと、動画でわかりにくかったところを中心にまとめていきます。

ダウンロードするもの

まず、公式でもインストールが推奨されているものをDL&インストールしていきます。Haxeは最新バージョンだとエラーが起こるとのことなので必ずver4.1.5をインストールしてください。

Visual code → https://code.visualstudio.com/
Haxe ver4.1.5 → https://haxe.org/download/version/4.1.5/
Git → https://git-scm.com/downloads

次にゲームのソースコードをダウンロードします。
が、ここでは動画の通り【kade engine】をダウンロードします。
これは本家のソースコードにFNFファンが手を加えたもので、本家に無いmiss数表示などの機能が追加されたものです。
(ざっと調べただけなので不確かですがGAMEBANANAには、この【kade engine】を前提とした機能追加MODもあるみたいです。特にこだわりが無ければ公式のソースコードの代わりにこちらを使用しても問題ないかと思います)

一応、最新verのページも記載していますが最新verだとこの後行う作業でエラーが出るようなので、ver1.5.2の方をダウンロードして下さい。おまけで本家のソースコードのURLも記載しておきます。

kade engine → https://github.com/KadeDev/Kade-Engine
kade engine(ver1.5.2)→ https://github.com/KadeDev/Kade-Engine/tree/1.5.2

friday night funkin ソースコード →https://github.com/ninjamuffin99/Funkin

動画を見ていただくと途中で【setup.bat】というものが必要になります。
こちらはゲームのソースコードに含まれておらず以下のURLからダウンロードします。恐らく、海外ファンによる環境構築補助ツールのようなものだという認識で良いかと思います。(この辺が専門知識がないので曖昧です。すみません)

setup.bat → https://gamebanana.com/tuts/13798

また、後々コードエディターが必要になるのと、この後行う作業でコードエディターを指定するシーンがあるので今のうちにインストールします。
特にこだわりがなければ動画通りにVisual Studio CodeをDL&インストールすると無難かもしれません。

Visual Studio Code → https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/

【lime test windows】 実行時にインストールされていなくてエラーが出たもの

以下は私が実際に作業していた時に、ダウンロードするように記載がなかったものの、後々の工程で無かったためにエラーが起きたもののまとめです。(web上でダウンロードでなくコマンドプロンプトから記載されているコードを実行するタイプのものもあります。コードをコピペしてコマンドプロンプトの入力部分に貼り付けでOKです)

これ以外のものもインストールの必要がある場合が多いです。
その際にはcould not find ”○○”, does it need to be installed?というエラーが出るので〇〇に該当するものを追加でインストールしてください。

Actuate → https://lib.haxe.org/p/actuate/
extension-webm → https://github.com/HaxeExtension/extension-webm
extension-webmの動作に必要(これのhaxelibの方をコピー)→https://www.openfl.org/download/
linc_luajit → https://lib.haxe.org/p/linc_luajit/0.0.2/license/

今までにご質問のあった項目についてはこちらにまとめています。


全部インストールした後にやること

1)【setup.bat】をコピーして【Kade engine ver1.5.2】のフォルダーの中(フォルダーを開けて一番最初のところ)に貼り付け。

2)貼り付けた【setup.bat】を実行。(管理者じゃないと実行できないかもしれません。また、batファイルであるため動画の中では『もしやりたくないならしなくてもいい』と言われています。)
画面に従ってひたすらYを押していきます。途中で選択肢が出てくるので(さっきVisual Studio Codeをインストールした人は)、を入力してください。

3)【Kade engine ver1.5.2】のフォルダーを開けて、アドレスバーに半角英数字でcmdと入力します。

4)また入力できる場所が出てくるので半角英数字でlime test windowsと入力します。(Mac OSの方やLinux OSの方は恐らく入力が変わると思うのですが、そこまで調べられていません。該当の方はご注意ください)

5)ゲーム画面が表示されれば正しく環境構築が出来ています。もしエラーが出るようなら【lime test windows】 実行時にインストールされていなくてエラーが出たものの項目をインストールしてみてください。

≪11月15日追記≫
恐らくこの部分が一番の難所になるかと思います。
私も半日ぐらいは此処のエラー対処で費やしました。
下記の記事には今までご質問があった項目についてまとめていますので、もし行き詰ったらこちらを一度お目通しください。
(※概要でも述べたように私自身専門的な知識の元行っているものではないので、質問にはwebで検索して出てくる情報以上の事は分かりません。また、文章で説明しづらいところもあります。出来ればこれ以上の質問はお控え頂けると幸いです。その代わりになるか分かりませんが、以降はリクエストを受け付けますので更に詳しい解説が必要であればその旨をコメント欄に書いてください。時間があれば記事にしたいと思います)


これで作った素材をゲームで使えるようにする準備が整いました。動画ではこの後実際に素材をゲームに実装する手順も丁寧に解説されてますので是非ご覧ください。(動画通りにするだけなので特に私がまとめることはないかと思いますが、余力があれば個別に記事にするかもしれません)

次回はサウンドフォントについてと公式で公開されているサウンドフォントのソースコードの簡単な説明をしたいと思いますが、ここについては私も実際に今作っている途中なので分かった範囲でのまとめられればと思います。


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