Friday night funkinの自作MODの作り方(概要)

※この一連の記事は「kade engine」という初期の方に作られたMOD engineを紹介しています。現在「psych engine」などのプログラミング要素が最低限になったMOD engineが開発されていますので其方を検索してみてください。

なお本記事はFNFMODを作る上で必要になるものを大まかに紹介しています。こちらはどのengineを使うにしても共通してくるところなので上記の事を頭に置きつつ読んでい頂ければ幸いです。(2023/03/02追記)


こんにちは。
FNFにドハマりして自キャラmod作りたい欲が抑えられなくなったメルーネです。

しかしながら、「fnf mod 作り方」で調べても検索に引っかからないし、Twitter上でも作り方難民の方がそこそこいらっしゃるようだったので自分の備忘録も兼ねて分かった範囲で作り方をまとめてみました。拙い文章で申し訳ないですが、少しでも参考になればと思います。

そして、増えろ日本勢mod!!!!(クソデカ大声

なお今から紹介するのは主に「ある程度公式と同じ挙動をする」自作Modの作り方になります。vsTricky MODのようにゲームにダメージノーツを導入する方法などは記載してません。

また、こちらの記事は《windows OS》向けに書いています。《Mac OS》や《Linux OS》では方法が異なる場合があります。

一応、自分が使ってるPCのスペックも載せておきます。

OS:windows10
CPU:AMD Ryzen5 Pro 4650G with Radeon Graphics 3.70GHz
RAM:16GB

《注意事項》
・私自身がMod作ろうとするのが初めてな上、専門知識があるわけでもないので記載している内容に間違っている箇所があるかもしれません。ご了承ください。同じ理由で何か不具合について質問をされてもお答え出来兼ねます。
・僅かなリスニング力とDeepL翻訳とGoogle翻訳を頼りに調べてます。もしかしたらもっと良い方法があるかもしれません。
・無いとは思いますが、プログラムしたものをコマンドプロンプトから動かしたり色々するのでいつブルースクリーンになっても良いように大事なデータは予めバックアップを取ってからmod作成を行ってください。
この記事に記載してある方法を行ったことによりトラブルが発生しても当方は責任を負いません。

ここからは以上をご理解頂ける方のみ、読み進めてください。









大雑把にまとめたMODを作るうえで必要になるもの

さて、本題です。ここからはMOD作成の説明になります。
FNFのMODを作成するにあたって行わないといけないのは以下の4項目です。

1)キャラクターの絵や音楽などの素材を用意する。
2)素材をゲームの中で使えるようにする。
3)譜面を作る(これはゲームの中でできます)
4)ゲームを配布できるようにする。

私の記事では主に1と2についてまとめようと思いますが、その前に大体必須であろうと思われるものをざっくり紹介していこうと思います。これらのものが揃っていればMOD作成に必要な道具は粗方揃っているんじゃないかなと思います。

==================================
《キャラクターの絵を作る時に要るもの》→1で必要
・png出力が出来るペイントソフト
・スプライトシートが作れるソフト

※キャラクターの絵のサイズに規定はありません。公式のDadなど割合身長のある人型キャラクターと同じぐらいの大きさにしたければ、【600×800】で描くと丁度良い大きさになると思います。

《ゲームに使う音楽を作る時に要るもの》→1で必要
・外部vstプラグインに対応してるDAW
・自キャラのサウンドフォント(.sfz)
・sfz形式をDAWで扱う為のvstプラグイン

※キャラクターのサウンドフォントは簡単に言うと「キャラクターの歌唱部分」を作成するための声のセットみたいなものです。作り方などの詳しい説明は長くなってしまうので、また別の記事にしました。


《ゲームのプログラミングに必要なもの》→2以降で必要
・テキストエディター
・ゲーム本体のソースコード
・その他、プログラムを動かすためのもの
(公式にDLしないといけないものが書いてあります)

※此方については一連の記事の8割を占めるのでは無いかと言うぐらい用意する物が多く、準備自体も手間なので大雑把に記載させて頂きました。別の記事で詳しく説明します。


==================================

ソフトについては自分の場合だと、絵は
Clip studio paint
(可動域でパーツ分けしたキャラクターの絵をpsdファイルにする)
Anime effect
(キャラクターに動きをつけて差分pngにする)
Spritesheet and XML Generator for Friday Night Funkin
(海外のfnfファンが作成したフリーソフトです。これを使うと差分pngをスプライトシートの形式に並べて出力する事ができます)

音楽は
Studio one5 artist(DAW)
sforzando(sfz形式対応vstプラグイン)
を使ってます。
(サウンドフォントの作成はwindosにデフォルトで搭載されているメモ帳を、中身は公式で公開されているコードを流用しています。)

この中ではClip studio paintStudio one5 artistが有料のソフトになります。(それ以外はフリーソフトです)

これらは
clip studio paintメディバンペイントなど
Studio one5 artistCake walkなど で代用可能です。
(Studio one5 にはprime(無料)版がありますが、外部プラグインが使えないため、音楽作成には物足りないと思います)

これらのソフト(素材の作成についてはスマホなどパソコン以外で行ってもOKです)が無ければまずはそれぞれ用意するのが下準備になります。


今回は此処までです。
次回の記事では《ゲームのプログラミングに必要なもの》をまとめます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?