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【メルカリ】コンビニのプリンが売り方の勉強になる話。

1つ、断言できることがあります。

それは『売れるコツは"仕組み"を知ること』

とは言え..

・仕組みってなに???
・なんか難しそう..

と、思う方もいらっしゃると思いますので、わかりやすく、例え話をしながら、2つのパートに分けてお話していきますね。

①コンビニに行こう

コンビニってやっぱりすごいんですよね。

全国にものすごい数があります。やっぱりあれだけの数を増やしている分、商品1つにしても、考えられた戦略があるんです。

ここであなたに1つ質問です。

コンビニで商品を手に取るとき、あなたは"自分の意思"で商品を選んでいると思いますか?

はいorいいえでお答え下さい。

・・・

どうでしょうか?
おそらくほとんどの方は、「はい」とお答えされましたよね?間違いではありません。自分の意思もあります。

ただ、その意思の前に、実は「企業のマーケティングにハマっている」という事実があることを、ご存知でしたか?

話をわかりやすくするために
「プリン」の話をします。

コンビニに「プリン」って置いてありますよね?あなたも一度は買ったことがあるはず。そのプリンですが、置かれているのは、1種類ではありませんよね?

・高級そうな300円ぐらいのプリン
・どデカい500円ぐらいするプリン
・お手頃な100円のプリン

何種類か置かれています。では、あなたならどのプリンを手に取るでしょうか?

今回は、わかりやすくするために
あなたが「100円のプリンを買った」ということにしましょう。

では、改めて質問です。
なぜ、あなたは「100円のプリン」を買ったのでしょうか?

恐らく、ほとんどの方は
安いからこのプリンを買った」と答えるはず。

その考えは間違いではありません。ただ、冒頭での話を思い出して下さい。

自分の意思の前に『必ず企業のマーケティングがある』ということをお伝えしましたよね?

まさにその通りでして、「なぜこのプリンが100円なのか?」ということです。

実はこれ、戦略的100円なんですよね。

どういうことか?サクッとお伝えしますね。

置かれているプリンは「1つではないですよね?」300円のプリン、500円のプリンがあったりします。

だから100円なんです。

意味がわかりますか?

要は、この100円のプリンを作る会社は、他に300円のプリン、500円のプリンが置かれていることを、事前に知っています。

だからこそ、「100円のプリンを作った」ということです。

もう少し踏み込んで話すと、、

"安いからこれにしよう"というお客さんだけをターゲットにして、「100円のプリンを作った」ということ。

要はこれ、差別化なんですよね。

他の人がやってない隙間だけを狙って「100円にした」と言うことです。もし仮に、コンビニに100円のプリンと、200円のプリンしかなければ、この会社は300円のプリンを作ります。

もちろんこれは、ターゲット(お客さん)を変えて。。

では、どのように変えるのか?

「お仕事終わりのご褒美に」なんてキャッチコピーをつけることでしょう。

これは誰がターゲットなのか?

まさにキャッチコピーの通りで
・仕事でクタクタに疲れて
・帰りにコンビニにより
・デザートコーナーに来た人

こういう状況で「お仕事終わりのご褒美に」の文字を見ると..

「自分にドンピシャやん..」と、無意識に共感します。

通常なら、安いプリンを選んでいたかもしれません。しかし、この疲れている思考では、「今日は頑張ったし、いいプリンを食べて、また明日も頑張ろう」という思考が生まれたりします。

「頑張ったから」と正当化しつつ、いつもより高級な方を買いがちなのです。

価格帯の違うプリンが置かれているのは
『実はそれぞれお客さんが違いますよ』というお話なのです。

シンプルにお客さんは、自分の意思決定の前に、企業のマーケティングにハマっている、ということになります。

コンビニのプリンを見るだけで
・価格の付け方
・お客さんの選び方
・差別化など
学べたりしますよ。

とは言え、この差別化を
「メルカリに応用するにはどうしたらいいの?」

という疑問があると思いますので、次の2番でサクッと簡潔にお話します。

✔️売れる伝え方を詳しく知りたい方はこちら

②メルカリに応用

「プリンの差別化の話はなんとなくわかったけど、メルカリではどうしたらいいかな?」

一見、難しく感じるかもしれませんが、意外にもシンプルなお話です。

わかりやすくするには、プリンの話を"分解"するといいですよ。

分解すると、大きく2つになります。

1:ライバルと価格を変える
2:ライバルとターゲットを変える

これだけです。
意外とシンプルですよね?

応用するときのコツは"分解"すること。そうすることで、何をどうすればいいかが明確になりますよ。

では、メルカリで
・ライバルと価格を変える
・ターゲットを変える

これはどうすればいいのか?簡単な例を出しましょう。

例えば
あなたが「子供服」を売っているとします。
ただ、もちろん、ライバルも子供服を売っています。

仮に、
ライバルAは
→子供服を普通に販売していて、主に単品販売。

ライバルBは
→コーディネートの販売をしていて主にセット販売。としましょう。

ではあなたはどうしたらいいか?色々方法はあると思いますが..

例:ペアルック専門店にすることができます。

子供服はもろちん、子供のために親が購入します。「子供のため」という目的ですよね?

では、目的を変えてあげましょう。ペアルックにすることで、親の目的も追加されるのです。

・次の休みの日、これ着てお出かけしたら絶対イイよなー
・これ着て写真撮ったら絶対映えるで!

など、"ライバルに無い目的"を作ってあげればいいのです。

これはあくまで例ですが、
このようにすることで、「子供服」というライバルと同じものを売っていても、お客さんを取り合うことはありません。

購入の目的が違いますので。

人の真似だけでなく、独自の売る力を身につけたい人は「応用力で売るコツ」というミニ講座を参考にしてみてください▼

まとめ

・成功事例を分解する
・ライバルを知る
・ライバルに無い目的を追加
・新しい価値を提供できる

やることは意外とシンプルですよね?

他の事業の成功事例を分解して、それをただメルカリ販売に持ってくればいいだけです。

そうすれば、売り方は無限に作れます。

ただ、これらからわかる事は
大切なのは「売り方」ではないということ。

その手前にある
・成功事例を知ること
・それを分解して置き換えること

いわゆる「応用力」ですよね。

売れる"仕組み"を知ることが最重要なのです。

少し、難易度高めのお話だったかもしれませんが、大切なことなのでシェアさせて頂きました。

たとえ同じモノを売っていても、差別化する方法は1つではありませんので、何かしらあなたの販売の参考にして下さい。

メル神


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