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百冊で耕す 感想文その3

この本の感想文を書いてるがとても難しいと感じている。あまりハッキリとしたことは書いていないのでレビューする人に全てが委ねられているかのような謎のプレッシャー(勝手に感じてるだけ)。

つまり、考える余地が残っていること。

とにかく決まりきった常套句はこの本には見られない。◯◯すれば早く読めるだとか、科学的に◯◯だとか。普通の本を『講演会を聞く』と表現するのなら、この本は『作者の独り言を聴く』といったところか。作者も言ってあるが実用書ではなく作者のうわごと、妄想に近い類の本だが、逆に言えば押し付けがましさがなく素直な姿勢で読むことができる。だからこそ書いている内容に共感を覚えた時、本と繋がったと感じる事ができそうだ。



(一部抜粋)
・カッコつけとは理想を持つモノ、それこそ読書の本懐
・かんたんな本はない。かんたんに読んでるだけ
・自由になるための読書
・読書は孤独になるために行う
・あらすじが言える事がなにほどのことなのか
・本を読むという、目を前後に動かす運動、小さな自由だ
・読書とは浪費だ。役に立たない人生の濫費が読書だ
・本を読む理由のひとつに「逃げる気力」がつく

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