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【VTuber】相性が良すぎる3D技術の進化と未来のコンテンツのついて

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」

SFの父とも呼ばれるフランスの作家、ジュール・ヴェルヌが遺した私の好きな言葉の1つです。

いまでは当たり前となって生活溶け込んでいるパソコンやスマホ、インターネットといった技術の数々も、たった100年前までは魔法のような技術だったはずです。

いま私たちが魔法や物語の中の技術として空想しているタイムトラベルや瞬間移動といったものも、100年後にはもしかしたら生活の中に溶け込み、誰しもが当たり前のように使いこなしているかもしれません。

「こんなものがあったらいいな」

そう思った人たちの探求のチカラは様々な驚きを作り出してきました。

現代のSF作品の第一人者であるスティーブン・スピルバーグ監督が作った「レディ・プレイヤー1」や細田守監督の「サマーウォーズ」でメタバースの様子が描かれています。

この技術も、数年前まではアニメ作品やハリウッド映画でしか見れない一種の魔法のような世界でしたが、パソコンの性能向上や3Dソフトの進化、そして近年のAI技術の進歩で少人数、いや一人でも美しい3D空間を作れるようになってきました。

SNSでいう「Twitter」的な存在がメタバースで生まれたら、一気に上で触れたような映画のような生活がやってくるのではないでしょうか。

その時、本当の意味で真価を発揮するのがVTuberという存在と私は思っています。

いまVTuber業界の中でも3Dのハードルは日に日に低くなり、かつてと比べると手が届きやすいものになってきました。

おそらく今のLive2Dのように、数年後にはほとんどのVTuberが3Dモデルを持つ日が訪れるのではないでしょうか。

メタバースが一気に普及したタイミングで、高品質で唯一無二の3Dの姿を持つVtuber。

いまの3Dコンテンツのようなライブパフォーマンスであったり、体を動かす遊びなどはもちろん、
視聴者さんのアバターを交えたゲームプレイ・交流会や、メタバース上で店舗を構える企業さんのPRなどなど活動の幅も更に広がるでしょう。

そうなったときに、どんなワクワクを作ることができるのか、
いまから想像しながら、いつか必ず実現するその日に備えておこうかと思います。

たとえば「レディ・プレイヤー1」ではレースイベントの様子も描かれていましたし、
「サマーウォーズ」ではアバター同士によるスポーツも見ることができました。

私が個人的に想像しているのは、いま様々なゲームで自分の分身となる『キャラクリ』をしていますが、1体どんなゲームでも使えるアバターを作り、そのアバターでゲームタイトルを横断してプレイできるのでは?と思っています。

ゲームタイトルごとの世界観の違いという懸念もありますが、まずこの場では詳細は置いておきましょう・・・

そしてゆくゆくは、メタバースの中で試着した服が自宅に届いたり、
メタバースの中で試乗した車が納車されたり、徐々に3Dと現実世界がリンクしてゆくのでは、と。

そうなったとき、僕らエンタメを作る側はどんな楽しいものを作れるのでしょうか・・・

私が裏方を務めるVTuberチームの「グレスティナ」でも、3Dコンテンツを少しずつ着手しはじめました。

3Dモデルでの「踊ってみた」

リリカ・ルシャトリエが復帰してからは、この3Dの可能性を色んな形で探りながら、
何か面白いことが出来ないかと模索していこうと思います。

〇リリカ・ルシャトリエ 配信復帰
日時:7月1日(月)21:00~
配信URL:https://www.youtube.com/live/V8SmoL39BBI?si=nfKTl3IZqrwXAHuZ

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