嫌なこと大体エビ中で忘れる

ニュースやYoutubeやナタリー記事で、悪性リンパ腫で闘病中の私立恵比寿中学「安本彩花」の復帰が報じられて、うれしかった。めちゃくちゃに。生のライブをそんなに体験したことはないが、エビ中の音楽性が好きだしメンバーの個性も把握しているつもりだ。あえて推しなどは設定していないのだが、安本彩花は大分好きだ。つまり大好きだ。笑顔、とぼけたキャラクター、時に雑なノリ、歌声、メンタルが弱そうな感じ。すぐ泣いちゃうところとか、推しは設定していないけど大分推しちゃっている感がある。

別に応援していたアイドルグループがあったが、引退してから、現役アイドルで応援しているのはこのエビ中だけになってしまった感がある。安本彩花がまだ体調不良をそれほど訴えてなかった時期に放送されていたTOKYOFM『リアル頑張ってる途中』というラジオを毎週欠かさず聴いていた。安本彩花がパーソナリティを務めていたのだ。毎週ニヤニヤして聴いていた。オタクは皆そうだ。このラジオはメインパーソナリティーの安本休養のためか、2019年の9月いっぱいで一旦最終回!という形で一旦終了している。その後安本彩花は心身の衰弱を理由に一度活動休止を発表し、2020年の6月に復帰、元気な姿を見せるも同年10月に悪性リンパ腫の診断があり再度活動休止。うーむつらそうな流れである。

そして闘病生活中も時たまLINEブログを更新してくれたり、無事をとどけていた。先日ついにエビ中に復帰したニュースが報じられたが、4月にも病状が寛解したという吉報があったことも記憶に新しい。

あこういう時にこそ乗り越えたという言葉を使ってほしい。安心安全な世界の祭典でウィルスを乗り越えるとか馬鹿馬鹿しい話には使ってほしくない。言葉が腐る。

昨日、日中に昨日のうちにやらなければならないことをスマホに箇条書きメモをした。実際には2割くらいしか進まなかった。だけどすごく疲れちゃったので酒を飲んで寝てしまった。朝、気怠い身体でスマホでニュース記事を眺めていたら、芸能人の破局報道とか、恣意的な印象操作記事などが山盛りに表示されて嫌な気分になりかけたのだが、その時に安本彩花のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE(TFT)」の第136回の記事が飛び込んできたので視聴した。視聴は2回目だったのだが、やはり私は泣きながら視聴することになった。曲の最後に安本が「はぁ緊張した……」とため息交じりにつぶやくシーンがフェードアウト気味に収録されていて、泣いた。ニュース番組もみた。喋っているあやちゃん最高かよ。泣いた。抗がん剤の影響で現在の髪形になったというような経緯もここで語られていた。やっすんが笑っていた。泣いた。思い出しては泣いてしまう、これ書いている間も涙ぐんじゃう。

好きなアイドル眺めていると最高になるよね。最高って言葉が最も正しいものに思えるというか。最高の状態に夢中になるっていうか。言葉で表してはいけないような気さえする。生まれてきてくれてありがとう的な、地球に住んでてよかった的な、確実に馬鹿になっているけどなんも嫌じゃないし寧ろ最高的な。

安本彩花復帰おめでとう。今年はファミえん行きたいな~。今日はもうエビ中聴いて終わっちゃおう。

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