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"NieR Replicant" プレイ日記


ゲームを楽しんでいる人

名前:めろんぱん(アラサー)
普段はFPS系ゲームを主にプレイ。好きな漫画はゆるキャン△。

プレイの概要

はじめて遊んだ日 2023年1月23日
クリアした日   2023年2月23日
プレイ時間    約18時間(一週目クリア)
媒体       PS3

ゲームの概要

発売日 2010年4月22日
    2021年4月22日(リマスター版。下のURLはこちら)

2053年の廃墟化した東京。ニーアとヨナは逃げ込んだスーパーマーケットで次々と来る正体不明の怪物に襲われる。ニーアはそれを撃退すべく奮闘するが、ヨナは力尽きてしまい、ニーアは絶望する。
ニーアレプリカントのウィキペディアより

感想など

よかったところ

  • ストーリー

これだけファンも多い作品なので期待はしていましたが、本当によかったですね。犠牲なくして物語は進まないというのを前面に押し出していて、それなのに話が進むにつれて本当に主人公は幸せなのかと思わせる部分もあり、また世界観全体でみると主人公の行いは正しいのかわからなくなる所も非常に深く考えさせられてよかったです。

  • ムービー

本当にPS3のゲームなのか疑わしいほどの画質でムービーが流れることに感動しました。発売当時にプレイできていたらもっと感動したと思います。また、不要であればスキップできる点もかなり評価が高い部分でした。二度目のムービー(コンテニュー後)をどうでも見ないといけないのはストレスですからね。

  • ゲームUI

十字キーによるショートカットが使いやすかったことが印象的でした。また、会話フラグが立っている人物が画面上で吹き出しが出ている、ミニマップで違うアイコンに変わっている点もこの年代のゲームとしては丁寧で非常にプレイしやすかったです。

  • 難易度

ボス戦やちょっとしたパズル要素も含め、準備さえサボらなければ特に詰まるところもなく初見で進められるちょうどよい難易度でした。敵を倒していくにつれレベルが上がるのですが、レベルよりも使用する武器や魔法、それをカスタマイズするワード(パーツみたいなもの)に依存するからこそ、絶妙な難易度なのだと感じました。

弾幕ゲーを思わせるボス戦

微妙かなって思ったところ

  • 操作性

LRボタンに魔法や回避といった重要なアクションが割り当てられるのですが、肝心の場面で暴発しやすいのは微妙だなと思いました。特に魔法はゲージにより撃てる数に制限があるため、間違って操作することでストレスに感じる場面もありました。

  • 流血表現

実は、ゲーム内では結構な流血表現があるため人によっては苦手と感じるかもしれませんね。CERO:Dのため察しの良い方は初見でもびっくりしないと思いますが、現代ゲームではよく見かける注意書きもないため注意が必要です。また、登場キャラクターによっては結構過激なコスチュームのキャラクターもいるので、これもCERO:Dの一因と思われます。下着女さん・・・

  • 独自な世界観設定の多さ

場面転換のロード画面に書いてあることがかなり重要であったり、正直調べないとわからなかったような設定がかなり多くあります。おそらくゲームをさらっとプレイしただけでは魔王の目的や主人公の行いによって、もたらされるこの後の世界などわかりにくい部分が多かったため、好みが分かれる点だと思いました。自分は結構好きです。

素敵な仲間たちとの集合場面。奥にいるのが・・・

総評

ニーアシリーズですので仕方ありませんが設定の多さや操作性など好みの分かれそうな部分はありましたが、ストーリーの深さや涙無しには見られない仲間の犠牲、そして終盤の雑魚敵を薙ぎ倒す爽快感はとても楽しかったです。前から「やったほうがいいよ」と言われていたゲームなだけあるなというのが率直な感想です。続編にあたる「NieR:Automata」もプレイしたいなと思いました。感想記事をお待ちください!

また、これからプレイを考えていらっしゃる皆様はぜひリマスター版のVer1.22474487139…をプレイされることをおすすめします。画質の向上だけでなくエンディングも追加されていますので。

トレーラー映像

以下、盛大なネタバレを含む感想

ここから先は読まなくても良いのですが、あまりに情緒がかき乱される場面があったため、備忘録として書き留めておきます。
※ネタバレ(10年以上前のゲームだから注意も何もないです)が含まれます。

  • エミールとの出会い、そして別れ

物語序盤に出会うエミールというキャラクター、石化能力の目を持つため自ら目隠しをしていますが、中盤に差し掛かると骸骨のような不気味な見た目に代わってしまいます。こっちの姿の方がネットでは見かけることが多いため、最初はびっくりした記憶があります。
そのエミールも自分が石化の能力を持つこと、不気味な姿が変わったこと、そういったことがあっても仲間でいてくれる主人公に特別な感情を抱いていることがゲーム内では読み取れました。
だというのに終盤では主人公を先に進めさせるため、自らを犠牲にしてしまいます。私はこの場面で「なぜ・・」と声に出していました。

  • 主人公の鈍感さ

恋愛ゲームではありませんので、主人公は妹を助けることへ一直線。それ以外のことには青年期に入っても鈍感でした。そこがまたいいのかもしれませんね。

  • めろんぱんのエミールへの想い

結論としては「報われてほしかった。もっと幸せになってほしかった」です。自らの忌まわしい能力を乗り越えるために姉の存在を葬り、その結果、代償として不気味な見た目に変えられてしまった人造の存在。私はこのキャラクターに最後まで主人公のそばにいてほしかった。
たとえ主人公は妹のことしか見ていなくても、せっかく手に入れた自由で主人公を見守っていてほしかったです。骸骨のような見た目で可愛らしい声、そして魔法が得意という属性テンコ盛りのキャラクターに心を奪われました。あと見た目がすこ。

  • え、生きてるの

実はBエンドでは頭だけになっても生きていることが確認されます。よかった~・・・のかな?

ここまで御覧いただきありがとうございました。

この姿もよく見るとかわいい?ですね


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