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人を動かすたった一つの方法【トーク術】

部長にボロクソに言われた話

だいぶ昔の話ですが、冬の部活後の部室にて。

先輩から呼び出されました。

内容は、半年後にある夏の団体戦。三年生にとっては引退がかかっている大事な試合です。

そこで、先輩からこう言われました。

「団体戦の勝敗がかかっている場面でお前を使う予定なんだ。でも、最近やる気あんの?自分の欲求に支配される奴は嫌いだ。このままだったらお前は使わない。もっと努力してほしい。」

正直、この時は部活のことは二の次で、他のことに熱中していました。

先輩の言っていることは正しくて、チームの迷惑にならないためにも、再び僕のエンジンがかかりました。

人を動かす言葉とは

ぼくは、この時の先輩の言葉で心を動かされ、行動が変わり、最終的には最高の結果を残すことができました。

この時に先輩に呼び出されてなかったら行動も意識も何も変化しないまま本番を迎えてしまっていたし、絶対に勝てなかったと思います。

昼夜を問わずベッドに潜ってスマホを眺めていた僕が、練習後に走り、自分の足りない部分を埋めるために努力し始めたのです。

僕は、人を動かすには、その人の核心を突く必要があると考えています。

実のところ、SNSを見ているときも「こんな事してる暇があったら腕立てできるのに」とか「youtube見るくらいだったら自分の試合見ろ」とか、一瞬だけですが「努力しなければならない」と思っていました。

僕の心では、「もっと頑張らないといけない」と思っているけど、「やっぱり面倒」と諦めてしまう。チームの一員であるという自覚が弱かったのです。

そんな時に喝を入れてくれたのが、あの先輩でした。

あの先輩に、自分の心の中の言い訳を見抜かれ、核心を突かれたのです。

ドキッとするような事を言ってくれる人は本当に少ないと思うし、いつまでもついていきたい先輩だなって思いました。

終わり。



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