つくったもの。
こんばんは!デザイナーの meron です。
1ヶ月屋久島にきて、半分仕事と半分創作活動(+刺激インプット!)をしながら過ごしているのですが、先週末は1年半ほど放置していた絵を仕上げておりました。
わたしは虫やいきものが大好きで、観察したり、絵を描いたり。
絵は、テンション上がったときや刺激を受けたとき、好きな場所があるときに描き進めるので、趣味だけれどそこまで作品数はなく、仕上がったのは今回含めて5点しかありません。
趣味…なのか…!?
■過去:好きな場所で描く
初めてこのような絵を描いたのは、とある恵比寿の素敵Bar。
マスターのつくりあげた素敵空間と、放置しまくってくれるスタイルが心地良くて、バババババー!!って描き終えていました。シガードレッセルのファルコンチェアに座りながら、お酒を飲みながら。
あの熱中できる感覚は今までにない体験だったなぁ。
場所って大事ですよね。
■好きな虫がいたら描く
この絵は、目に留まったキムネクマバチが可愛いなぁと思って描きたくなったもの。1匹のキムネクマバチのモフモフ具合を描いたら満足してしまって、それから1年半放置。
■植物と虫の関係がすごいと感激しまくって再開
5月から、刺激の場でしかないほぼ日の学校で、ダーウィンを学び始めました。矢原徹一先生の授業でハナバチのお話にテンションがかなり上がり、また描き進めるように。植物がハナバチにきて欲しいからって自分自身を変化させてしまうなんて…!
しかも、ずーーーーーーーっと気になってしょうがなかった疑問も晴れたりして、たのしい!!が炸裂した時期でもあります。本当にたくさんのものを与えてもらった素晴らしい学びの「場」だと思う。
ありがとうございますしかないです。
追記 2019.12.16
ほぼ日の学校の「ダーウィンの贈りものI」講座では、とても刺激を与えてもらい心からうれしたのしかったので、屋久島から描き終えた絵をお贈りさせていただきました!やり過ぎかな…虫大丈夫かな…など色々考えましたが、喜んでいただけてよかったです!!
■植物の特徴をとらえたら変化が起きて
以前は好きな対象物を描き上げると他が適当になってしまう癖があったのですが、先日、観察するポイントをたくさん教えてもらって、たとえ架空の植物でも形状などをたのしみながら描けるようになりました。
雑な花や葉とかが…
少し丁寧になったり特徴にこだわり始めたりして、たのしくなったー。
■屋久島で集中できる場所を見つける
インプットで刺激を受けながら、屋久島でどこか集中できる場所で完成させたいなぁと探していたら…
あった!!孤独の城!!!!
屋久島の六角堂。
本もたくさんあるし、コテージをまるっと貸してくれるので、もう広げ放題!描き放題!!ヒャッホー!!!とテンションあがる。クイーンサイズのベッドがあったのに、ほぼ床で寝る。
■無事完成!
描く時期が違ったり、ものの見方が変化していって雑さにムラがあったり…。まだまだ絵の中の統一感はないなぁと感じつつも、少ない作品がひとつ仕上がることはやはり嬉しい。しみじみ〜。
絵を描くと、描いた場所や刺激をくれた人たち、なにに興味関心があるのかがわかるので好きです。
そしてこの素敵な額縁は屋久島安房の竹之内工芸さんにオーダーしてつくってもらいました。「焼きをつけて塗ってるからそんなに香りはしないよー」って仰ってたけど、ふんわり杉の良い香りがします。なんでもできたものをパッと買える便利な時代だけど、待つというのもたのしいですね!
いろんな人にありがとうございますー!!だ。
満足まんぞく。
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