note空白の4年間

noteが更新されていなかったこの3,4年間。
モチのロンで色んなことがありました。
一時、冬頃にはバイトやったり…就活が難航してたり…。

まずバイトの話ですが、
簡単に言えば、正月によく見られる『注連縄(しめなわ)』を手作りするバイトをやっておりました。
時期が時期なだけに、そのバイトは冬季限定。
開放的な環境の中行うのですが、作り方としてはガチモンの作物を使ってやるので、それに配慮しなければならず、ヒーター等は一切ございません。
でも逆に冷房はガンガンにかけてる始末。
そんなクソ地獄みたいな環境の中、ただ黙々と注連縄作りをしておりました。
その分、時給も多めではあったのでその対価と思えば幾分か気が楽にはなりますが。
とはいえこのバイト、結構な人が来るので、色んな世代の方と交流するのはどこか新鮮でそんな時間が楽しかったのも覚えてます。
ちなみに寒すぎてマグマカイロを執拗にいじってたことから同じバイト仲間から『マグマ大使』ってイジられてました()
これが専門学生2,3年生の時の出来事でした。

次にちょっと時間飛びまして就活の話ですが、
これはもうマジで難航しましたね。

まず何よりやり方が分からん!!

…いや、正確にはやり方こそ教えてもらったのですが、どうすりゃいいのかが分からない。
デモリール?
ポートフォリオ?
ナニソレオイシイノ?
もうこんなレベルでした()
ここでこの『デモリール』と『ポートフォリオ』がどういうものかを説明させていただきますと、

ポートフォリオ…自分の経歴や自分の作品など、企業に対するアピールとなる書類をまとめたもの

デモリール…これまでに携わった映像やアニメーションを動画にまとめた作品集

デモリールは企業によりけり(映像系の仕事に就く予定なら必須と考えてOK)ですが、ポートフォリオは基本必要になります。しかし、実際応募される企業が何を必要とするのかをちゃんと確認してから行動に移すようにしましょう。
ちなみにですが、学校の課題で作った作品を自身の作品集として入れることがNGという訳ではありませんが、基本は自分がスキマ時間を使って作った、言わば『自主制作』の作品を作品集として入れることが良いとされています。

さて話を本題に戻しまして、
僕自身、専門学校に入った段階で何になりたいのかはある程度決まっていたのですが、その意思表明だけで内定をもらえるほど世の中は甘くありませんでした。
作り方が分からないどころか今挙げた2つが何なのかすら分かってなかった僕は…。

結局専門学校4年生(6月頃)まで行動に移すことはありませんでした。

この事実に、当時就職指導をして下さった先生にも酷くブチ切れられたことは今でも覚えてます。
そこからは分からないなりに行動を起こすことに。
それが実を結び、面接にも漕ぎ着けることができた企業もありましたが、中々内定は取れませんでした。
そんな日が続き、年も明けて2023年2月。
この時には、書類選考の通過はほぼ安定してました。
そんな中で、最終面接にまで漕ぎ着けることが出来た企業が出てきました。
サイトなんかでも『最終面接まで来れば内定は取れたも同然』だったり、親からもスゴく期待されていました。
正直僕自身も、気持ちは軽やかでした。
…でもそれがいけなかったんでしょうね。

結果的にはその最終面接で落とされました。

でも、個人的にはこの結果、前々から分かってました。
その面接が思ったより振るわなかったのが嫌でも伝わったからです。
もちろん悔しい思いはしましたが、実はこの時には別の企業から内定の連絡をいただいていたので、気持ちを切り替えてそっちに注力するようにしました。

そしてここからは就職してからの話になるのですが、
最初はインターン期間として、ひたすらに動画の編集。
これだよ、これこれ!
そう、僕がやりたかったのは『動画編集』だったのです。
先にも言ったインターン期間中は、もうひたすらにこの作業ばかりでした。正直幸せでしたw
これが終われば本格的に編集業務に携われるから天国的な企業だなぁ〜w って思いながら4月を楽しみにしてました。

しかし、ここから一気に雲行きが怪しくなってきました。

本格的に社会人となった4月。
当時入っていた会社は、そこに籍を起きつつ、実際は別の会社で働く、言わば『派遣社員』という立場になっていた僕は、その派遣先の会社でAD(アシスタントディレクター)として働いてました。

あれ…?
動画編集は…?

もちろん、業務内容に含まれてはいたのですが、基本は水を買う、番組のための雑貨を買う、弁当を事前に頼む、などの雑務が中心的でした。
これだけならまだ耐えられたのですが、極め付きは

上司に怒られ続ける日々

怒られて伸びるなんて今どき流行りませんぜ?
仕事任されたは良いものの、その業務内容が分からなくて『分かりません』って言うと、『なんでそんなことも分かんないの?』って返ってくる始末。
もうその当時は精神ズタボロでした。
残業(というか終電まで作業)当たり前、土日も平気で出勤(代わりに平日のどこか1日休みにはなってましたが)、こんな環境で平気でいられるのは並大抵の人間じゃないですよソイツ。
結局その派遣先は1ヶ月でリタイア。
また編集ばかりの日々に逆戻りです。
正直、個人的にはこのまま進展がなけりゃ良いのにとすら思ってました()
そんな中で6月中旬。
新しく派遣先が紹介されました。
しかし、その理由がまたちょっと特殊で。
簡単に言えば、『その派遣先に行っていた同僚の肩代わり』です。
それ聞いて僕は一気に不安になりました。
当時実際にそこで働いてた件の同僚にも色々聞きました
(半ば問い詰める形で)。
そしたら僕がリタイアした派遣先とそんなに環境変わらないとのこと。
それ聞いた瞬間絶句しましたよそりゃあもう()
しかし話はもう通っており、後戻りも出来ない状況。
『受け入れる』以外の選択肢は残されていませんでした。

そうして新たな派遣先で最大限に警戒しつつ、業務をこなしていく日々が始まったわけですが、接してくださる先輩方もどこか前より優しさを感じました。
若干肩透かしを喰らった感じがしますが、ここでなら前より長くはやれそうな気はしました。

しかし、結論から言って前の派遣先よりも早くにリタイアしてしまいます。

ちょいとネガティブな書き込み方をしましたが、その理由としては比較的前向きです。
ある日、先輩の付き添いでとある会社に足を運ぶことになるのですが、その内装を見た時、突如こんな思考が頭を支配しました。

『あぁ…僕がやりたかったのって、やっぱりこういう場所だったんだ』

デスクトップPCが2台。
世界中で普及している有名ソフトで動画を編集する様子。
たくさんのモニター。
たくさんの音響設備。
そしてお客様のスペースと思わしきテーブルとソファー。
そう───。

ポストプロダクションでした。

実は、先にも挙げた『最終面接で落ちてしまった企業』もその部類だったことを知っていたので、『僕はなんでこんなにとこで妥協してしまったのだろう』と非常に悔しくなってしまいました。
それからは、『やっぱりこういう場所で働きたい』という一心で色々と行動を起こしました。

まずは派遣先の退職。ここは、とある人に話を通したらすぐに受理してくれました。
(ちなみにこの話は直後、社内に知れ渡り、先輩さんに理由を聞かれてこの通り答えたら『だろうね』って返されましたw)

この時点で『段取り違うのでは?』と思う方もいらっしゃると思いますが、テレビの制作サイドって休みを知らないイメージがあるので、こういう強行手段に出ないと転職はまず無理だろうなと判断していたので、そこはご理解いただけますと幸いです。

話を戻しまして、
次に籍を置いてる会社の退職ですが…これが意外とガードが硬かったです。
もちろん、社員を1人でも多く置いておきたい気持ちは分かりますが、ちゃんと理由を持って辞める人間にあれこれ手段使ってその意思をボッキリ折りにくるのは流石にどうかと思いましたね。
僕もそんな手段を色々と喰らいましたが、1つだけ例を上げさせていただきますと、
『辞める』って決断してる僕にお構いなく次の派遣先を紹介して、

『ここで1年間頑張ったら希望の職種紹介してあげる』

って言われました。
正直この時ばかりは頭にきましたね。
え?何?こちとら今すぐにでもそこで働きたいのにあと1年も待たないといけないの?
あと1年地獄を味わえと?
ふざけんじゃねぇよって思いましたね。
もちろんこれ以上波風立てるのもよろしくないとは思ってたのでキッパリ『ここで辞めさせていただきます』とだけ言って晴れて退職しました。
これが6月末の出来事です。

そこからの転職活動ですが…

たった2ヶ月で終わりました。

正直、受からない大きな理由として面接で大体躓いてしまうことは自分がよく分かっていたので、少なく見積もっても年末くらいまではかかりそうだなって思ってました。でも結果としては2ヶ月。そんなにスパンを作らなくてホッとした反面、何か裏があるんじゃないかと少々ばかりビビってました()

そうして希望の職種で転職したわけですが、結果としては大いに成功しましたね。
先輩さんは皆優しくて時に厳しく、望んでいた作業も出来て、程よく交流も出来て、これ以上ないくらいに安定してるように思えました。
その職場で今でも働き続けてます。

ここまで、私メロからの愚痴も含めた自分語りを読んでくれてありがとうございました。

これから就職活動を行う皆さんは、僕みたいに焦ってやるのではなく、ちゃんと前もって下調べを入念に進め、希望の企業、希望の職種に就けるよう、頑張ってください!

それでは!

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