pixiv二次創作小説『皆みたいになれなくても』裏話

どうも皆さん、おはこんばんちわ!
メロからでございます。

pixiv小説の裏話シリーズへようこそ。
第2弾は、『皆みたいになれなくても』です。
こちらは、『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公、『鹿目まどか』の誕生日(10/3)記念に書いた小説となっております。

まだ読んだことがないと言う方は、下記リンクからどうぞ。(※何でも許せる方向けです)

既に読了された方や、今紹介して読み終えた方は、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

それでは裏話のはじまりはじまり〜。

さてイントロですが──。

開幕ノータイムでバトルパートが始まりました。

…安心してください。これにはちゃんと意味があります。
この戦い、まどか自身は結局勝てず終いになるのですが、駆けつけた残りの4人の仲間が魔女を倒してくれる、という展開。
時間稼ぎの役割を受けていた彼女ではありましたが、結果的にそれすら果たせていたのか、と暗くなってしまうのです。
半ば意気消沈していたまどかは、お茶会の誘いも断って1人帰路へ。その時に呟いた『私って……必要とされてるのかな』。

今回のテーマはこれです。

言語化するのであれば、『存在意義』や『存在証明』なんかが当てはまるでしょう。
もちろん、この話も覚醒話前提ではあるのですが(馬鹿の一つ覚え)、その展開に持っていく過程にも複数パターンがあるのは、様々なアニメを見てきた皆様ならご存知のはず。
ということで今回は、そんなカタルシスを解決させて覚醒させるっていうちょっと特殊(?)な展開に組み込んでみました。
実は先にも挙げた今回のテーマ、以前Xにて開いたスペースでFFさんとお喋りしてた時、実際にそのFFさんがちょうど『存在意義』や『存在証明』について悩まれていたことがありまして、勝手ながらテーマとして利用させていただきました()
ちなみに、そのテーマに対する個人的な答えも提示してますが、それは後ほど。

閑話休題。
その後、家でいつも通りの生活を送るまどかさん。
ぶっちゃけると、ここで何か進展させようかなと考えもしましたが、弟のタツヤはまだ言葉が覚束無いし、父の知久(←今調べた)は、言っちゃアレですけど察しの良い人間なのだろうかって考えると、進展させようにも無理でしたね。
となりゃ、残ったキーマンは母の詢子になっちゃうわけなんですよ。アニメをご覧になった皆様は察しがつくと思いますが、個人的にあの人って『名言製造機』みたいなイメージがありますし、多分まどかが悩んだ際は、それが励みになってるんじゃないかって思ってます。
…ってなわけで、僕の思いを詢子さんに代弁してもらいました☆(オイ)
シチュエーションも、アニメの雰囲気を再現させる気概でここは書き込みましたね。

んで、次に場面変わってちょっと時間逆行。
ここは本来、入れる予定は無かったのですが、初公開した際に『まどか誕生日記念』の匂わせが終盤以外にどこにも無かったということでここは後日急遽差し込みましたw
前回話したステレオタイプな思想が最悪な形に働いた瞬間です()

次に時間が進んで翌日の放課後。
正直ここは、個人的に展開運びが雑な感じがしたのですが、実際に読んでみた皆様はどうでしたか?
まぁここは今後の課題として精進していきたいと思います。
話を戻しまして、今作2回目のバトルパートでございます。
今回、参考にしたのは、
ドラゴンボール超 未来トランクス編』になります。
この時はアニメもリアタイで見てたので、印象的なシーンに関してはよく覚えてます(去年の8月頃にドッカンバトルでも演出として採用された部分があったので尚更)

なんやかんやあって(ガチで説明しようが無いため)窮地に陥ったまどかさんの元に、再び仲間が4人集まってきます。ちなみにこの時マミと杏子のセリフが序盤の時とほぼ一緒だったのは偶然です。……ホントなんです、信じてくださいっ!!

それはさておき。
戦いに向かった3人を他所にほむらとサシ(←言い方)で会話するまどかさんが想いを吐露する場面ですが、やっぱりこのようなカタルシスを作ったのであれば、こういったネタばらしみたいなシーンは必要になってくるでしょうってことで当初から考えていました。
この後のほむらが感情爆発で説教垂れる場面に関しては完全にこっちの趣味嗜好です()
その後は、テレパシーも通じて皆の絆も再確認出来てめでたしめでたし。
…で終わらせちゃいけないんですよね、ハイ。
ちなみにテレパシーのセリフに関してはマミが1番難産でした()

ここでお決まり(?)の覚醒シーンですが、ここは『超サイヤ人ゴッド(初変身)』もしくは『超フルパワーサイヤ人4』の変身法を参考にしました。
(どっちかって言うとゴッドの方が近いかも)
んでここから再戦なのですが、ここで先ほど言った『個人的な回答』の答え合わせをしていきたいと思います。
文中にありますまどかのセリフ──。

…確かに私は…マミさんやほむらちゃんみたいな知恵も無いし、さやかちゃんみたいなタフさも無ければ、杏子ちゃんのような力強さも無い……──でも!

希望を信じる気持ちと…諦めない心さえあれば…私は……───魔法少女(わたしたち)は絶対に負けないっ!!!

これです。

人って言うのは、誰しも特技を持っているものなのです。『特技』と1口で言っても、それは文字通り技術的なものかもしれないし、はたまた精神的なものかもしれないし。
それは将来役に立つものなのか、否か。それは分かりません。自分が於かれている環境次第で、その結果だって変わっていきます。
それでも、自分の『特技』である事実には変わりありません。あの何にも出来ないメガネをかけた少年だって、『あやとり』っていう特技を持ってるわけですから。
まぁここまで長ったらしく言いましたが、簡潔に言うなら──。

自分の特技に胸を張れ』ってことです。

さて、そんなこんなで魔女を撃破し、エンディングへ。
前回のいろはの誕生日記念小説に関しては、かなり雑な締め方をしてしまったので、今回はちょっとでもマシなものにしようと、ここもしっかり考えてあの展開になりました。今回のまどかの行いを反省する意味では、こっちが望んだ展開になれたんじゃないかなと思います。

というわけで以上になります。
もしかしたら、語り忘れてる部分があるかもしれないので、その時は遠慮なくコメントでご指摘いただけますと幸いです。

それでは!

メロから

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