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アヘアヘキングダム2ndSeason Story10

<Dialog Neesou,Rakia and Ain ― ネーソー、ラキア、アインの会話>
ネ: ラキア~!!久々じゃねえかあ!!元気しとぉーや!!?
ラ: ww ネーソーも元気そうだね(*^_^*)
ア: ラキアさん、より一層イケメンになったね( ´∀`)
ラ: いやいやww
ネ: 俺っちも負けとらんけどな(´◉◞⊖◟◉`)ニャハハ
ア: それは置いといて、早くあのコト話してよ。
ネ: 置いとくな!!
ラ: あのことって?
ネ: ヌフフフ…おいラキア、聞いて驚くなよ?何と、あのアヘアへ王国があった場所に、新たにビルが出来るんだよ!!
ア: そうなの!?
ラ: …ああ、アヘアへビルね。
ネ: え…(´◉◞⊖◟◉`) 知ってるの?
ラ: うん。
ア: アヘアへビル?w
ネ: おう。1階はテナントが入って、2階から上はマンションって感じの建物になるらしいんだけど…何でラキア知ってんだよ。
ラ: そこのテナントに、うちの店出すかも…って話があってね。
ネ: マジで!?マジで言ってんの!?
ラ: マジだよw 僕の知り合いに森下さん(フォレスト)って人(野郎)がいるんだけど、こっちで2店舗目出すなら…って、いくつか場所の候補を(勝手に)探してきてくれてね(腹立つわ~)。その中にアヘアへビルってあってw
ア: すごい偶然ww
ラ: ねwビックリしたよww まだそこにするかは分からないけどね。
というか、2店舗目自体出すかどうか…
ネ: いや!!ラキア、出せ。ゼッテーそこに出せ!!
ラ: …うん、ネーソーならそう言うと思ってたよw
ネ: つーか、またそこで皆で暮らそう!!
ア: ええw
ネ: ええじゃねーし。お前もそこにアトリエ開くんだよ。
ア: なにそれ。勝手に決めないでよ。
ネ: おぬこだって、もっかいこっち来て声優目指せばいいわけだしな!!
ア: 聞いてないし(´-ω-`)
ラ: ネーソー、それはないと思うよ。
ネ: な、なんでだよお(´・з・`)
ラ: いや、この前ね、ニャムサンに会いに行ったんだけどさ…

―― Ten Minutes Later ―― 10分後
ネ: そうか。俺っちのメールに返信なかったから、「何だよおぬこ!!」って思ってたけど。そういうことか。
ラ: うん。
ア: でも、今の状況だと…(´・ω・`)
ラ: そう。ニャムサン自身が一番分かってる。だから、必死で自分の心を抑えてきたんだと思う。
ネ: ……
ラ: 何か暗い話しちゃってゴメン。
ネ: いや、ラキア、教えてくれてあんがとな。


<Ain’s Case ―― アインの場合>
ラキアさんが帰った後、お兄ちゃんに「話がある」って部屋に呼ばれた。
いつになく真剣な表情で。何を言い出すのやら、と思ったら。

大丈夫。いざとなれば、ムネさんがいる。スケジュール管理や連絡はやってくれるから、お前は描くことだけに集中すればいい。

いや、そうは言ったって…お兄ちゃんの代わりなんて、無理だよ。

俺っちの代わりだなんて思うな。俺っちは俺っち、お前はお前だ。

パパと同じこと言ってるし…

俺っちから仕事を奪い取ったって考えれば良い。お前がこれから1人でやっていくつもりなら、そのくらいの気持ちでいないとダメだ。

急に真面目な顔して「プロとは」みたいなこと言うから、戸惑うじゃんか。

お前の才能は、俺っちが誰より知ってる。
でも、それだけじゃやっていけない。人脈っつーか、きっかけが必要だろ。

まあ、それはそうだけど。でも…(´-ω-`)

んだよ!!お前の愛する兄貴がこんだけ頼んでんだろ!!
引き受けなさいよ!!(´◉◞⊖◟◉`)

…うわ。急にいつもの感じになったwww


<Yuimi’s Case ―― ユィミの場合>
よっしゃでけた(๑꒪ټ꒪๑) トキユさんに指摘された部分、これで改善出来たはず。ただ、あたし的におk!と思っても「あ、Bメロの入りの音程が…」とか、結構厳しいトキユさんwwwでも、言ってもらった方がありがたい。変に気を使われるより、よっぽど嬉しい。

歌い手としてまだまだ…っていうのは、自分でも分かってる。あたしもあたしで、「もっとこうしてほしい」って要望は遠慮なく言うようにしている。
その分、改善出来るところがあったら、どんどん指摘してもらいたい。お互いにプロ。その時点で出せる最善を尽くさなければ、人の心に響く音にはならないからね。

な~んて、あたしがいっちょまえに語れる人間じゃないけどww でも、プロになってそういう歌に対する意識が変わったのは確かだ。苦しいことも多いけど、その分、良いものができた時の達成感や充実感がハンパないんだよね(´ゆωゆ`)ロープーデスカラ

クッサンも早速気にいったみたいで、ずっと同じフレーズ弾いてるwww
仕上がりが楽しみ。みんなに早く聞かせたい!

実は、あたしの中である野望(?)がある。アヘアへ王国のみんながお客さんで、シークレットライブをやること!「シークレット」って言うほど大物ではないけどw でも、いつか絶対やってみたいのだ(´ゆωゆ`) あたしだけじゃなくて、みんなも飛び入り参加で歌うのもアリで。

ネーソーは、「地球の空き地」あたりかな?ラキアたんは…「ローリン・ガール おじいちゃんver.」しかないwwwwで、最後はみんなで「Mr.Music」を大合唱!…これ、カラオケでいいじゃんって話だよねww

というか、トキユさんも引っ越してくるんだし、これを機に1回皆で集まれないかな?今度、ネーソーに声かけてみよーっと(๑꒪ټ꒪๑)


<Ain’s Case ―― アインの場合>
一晩考えて、引き受けることに決めた。

最初はもちろん断るつもりだった。まず、急すぎるしw

フランス行く前の僕なら、絶対断ってるだろうな。
 
僕が絵を描き始めた理由。
お兄ちゃんみたいに絵が上手な人になりたかったから。

最初は、見よう見まねで。
ただただ、お兄ちゃんがやってることを、僕もしたいって気持ちだけで。
背中を追い続けてた。
そのくせ、お兄ちゃんと比較されるのが、怖かった。

でも、今は違う。パパも言ってた。お兄ちゃんはお兄ちゃん、僕は僕。
なら、これを引き受けるのは矛盾してる?
ううん。僕は身代わりじゃない。

埋め合わせをするつもりは、さらさらないよ。
お兄ちゃんを、超えてみせる。これは僕の挑戦だ(`・ω・´)


…それにしても、お兄ちゃん大丈夫なんだろうか。
どう考えてもズブの素人だと思うのだが。

ま、もし帰ってきたとしても、仕事は返さないよ。だって、僕がお兄ちゃんから「奪い取った」仕事だからね(・∀・)

あ、念のためラキアさんには知らせておいたほうがいいか。


<Neesou’s Case ―― ネーソーの場合>
「勝手なこと言ってるのは、自分でも分かってます。すみません…使えないと判断されたら、即座に切っていただいて構いませんので。ただ、腕は保証します。ええ。その辺りは、ムネと打ち合わせておかせますので、大丈夫です。はい、よろしくお願いします」

ふぅ…これで全員かけ終わったな。


さて、行きますか。


<STORY11 Preview ―― 次回予告>
何考えてんだよ / 聞こえないふり祭り
許すまじ / thread
(✧≖‿ゝ≖) coming soon
※「モデルこそいますが、あくまでもフィクションです」 って、吉田くんが言ってました。
※「筆者ネタ切r取材のため、soonでない可能性があります」って、内藤くんが涙目で訴えています。

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