20/07/29 日記

 誰かにメッセージを伝えたり、自分なりの世界を描いたりして、それがささやかながら称賛されたり評価されたりすることがある、という現実に満足すべきであるのに、自分という人間の中身が、自分の書く言葉についていけていない感じがする。

 夏になると、友人と海やプールに行くことがある。親しい人たちと、一緒に遊びに行く体験が、今年は失われてしまった。

 昨日も書いたけれど、実家のご近所では「東京にいる息子さん(ぼくのことです)は帰ってきていない? 大丈夫?」と感染を恐れるような発言を両親に浴びせまくっているらしく、理屈では納得していても、感情ではめちゃくちゃ腹が立っているし、田舎で暮らしたくないという思いを新たにした。父はよく自分を海に連れて行ってくれたけれど、老いた両親とともに出かける機会も、もう、そう多くはないだろう。

 Twitterのフォロワーの方が、海の写真を撮ってきてくれた。ありふれた感想だけれど、嬉しかった。

 岩手県で感染が広がらないことと、岩手県の感染者が石もて追われないことを祈る。


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