20/04/21 日記

 家にいることが増えてきた人のために、家で聴くとよい音楽を紹介する記事を書いていくことにした(初回なのでどうも硬くなってしまった)。

 ぼんやりとカウンセリングに行く。ぼんやりと、という書き方もおかしいか。こんな時期にやっている場合なのかとも思いつつ、だからこそ必要だと考えることもできる。不要不急なのか、どうか。マスクをしっかりして、換気のよい部屋で、しかし、対面で話をする。2メートルの距離を取ったほうがよいだろうか?

 カウンセラーに、寂しい話をした。部屋に1人でこもっているからか。家族もおらず、じっとしていることに苦しんでいるからか。

 ネットや世間の動きを見るのが、しんどい。それを忌み嫌って外部の情報を遮断していては、なかなか仕事にならないのが、厳しいところ。

 政治の話が嫌なのではなくて、語り口が極端な人に限って、声が大きいのがつらい。死者の数や貧富の差で相手の陣営にマウントを取ろうとしたり、仮定と憶測で品性のない言葉を浴びせようとしたり。うんざりする。

 政府や自治体の対策やマスメディアの対応などに不満はあるし、彼らが頑張っていたとしても、批判してよいと思う。とはいっても、それは抗議の電話をかけまくったり、SNSで0か100かの極論で愚痴ったり、不確かな伝聞で差別したりするようなことで、為されるものではないはずだ。

 そんな考えを抱きつつ、ずっと疎外感を覚えている。

 いろいろなことができないし、気の利いたことも言えない。かといって、内面を伝える術を持っているわけではない。世の中のいろいろなことを見て、ため息をつきながら、せめて、いたずらに攻撃的にならないようにと努めている。

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