20/04/23 日記

 やや寝坊気味になるが、なんとか起きて仕事をする。生活の中に、なかなかメリハリが生まれない。パフォーマンスが上がらない感じもあるが、いまはとりあえず低空飛行でもよいから、飛び続けることが大事なのだろう。

 今日は自炊をサボって、チャーハンを作るだけ。あとはインスタント食品。チャーハンに関しては、もうすっかりマスターしたといっても過言ではありませんね、ワハハ。パラパラを諦めて、しっとりでもよいから、シンプルにおいしいものを、という方向性がよいと感じる。

 シーツを洗濯したけれど、にわか雨にやられる。濡れたシーツを抱きしめて、部屋で一人泣いた。悲しくて、コンビニでお菓子やアイスを多めに買ってしまう。

 家にいることが増えてきた人のために、家で聴くとよい音楽を紹介する記事を書いている。第3回はAndrés Beeuwsaert『Dos Ríos』。名盤だ。

 20歳を過ぎた制服コスプレの味わいってありません?

 「アーティストがアートに専念できるように、政治家は政治をするんだ」というツイートに、(これはおそらく、売り言葉に買い言葉的な返答だとは思うけれど)「アートなんて、オリンピック並みに興味がない」と返している人がいた。一つの真理ではあるだろう。

 たとえば、「オリンピックを中止しろ!」と叫ぶアート側の人は、同じ論法で、自分たちの文化芸術が切り捨てられる可能性に関しても、考慮したほうがよいと思う。

 自分としては、アートもスポーツもある社会がよい。それは大前提。

 でも、アートにもスポーツにも関心がない人は、たぶん、アート側の人やスポーツ側の人が考えているより、ずっと多い。そういう人たちにも、生活がある。

 特権性を振りかざすと、世間の人たちに声が届かなくなるというリスクは、頭に入れておいたほうが……という、素朴な感想。

 Twitterで、政治的な意見をリツイートすることが増えてきてしまっている。しかしながら、そういう時代なので、しょうがない部分もあるかもしれない。せめて、極論や決めつけは排除していきたいところではある。

 自分だって、あと一歩、あと半歩踏み外したら、世の中を呪い、成功者を妬んでネットに罵詈雑言を書き、それで鋭い問いを投げかけたような気分になって、ひたすら先鋭化していくだけの醜いコンテンツもどきになるかもしれない。その恐怖を見つめながら、穏当な言動をずっと考え続けている。

 ただ、芸能人の訃報に便乗して「〇〇すれば助かった」「政府に見殺しにされた」などと、政治的な話を感情論にして押し通そうとする人たちには、近寄りたくない。

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