20/03/31 日記

 この時期に37.7度の熱が出る。もしやと思い、よく休んだところ、熱はそれ以上、上がらなかった。一安心とはいえ、油断はできない。

 一応、それなりにリテラシーを持って行政機関のリリースをよく読み、ニュース(とソース)にも目を通している側だと思う自分でも、熱が出ると、「もしや……? 陰性だという証明がほしい……」という気持ちが湧いてきてしまうのだから、やはり、その感情自体は責められないのかもしれない。

 テレビ会議システムの試験で、サングラスをかけて帽子をかぶって「ヘッヘッヘ 市長さんよ」と言いながら登場した結果、ダダ滑りしました。

 フリーランスや芸術家への補填が手厚い国であっても、死者が数千人を越えてしまったら、それはそれでよろしくないと思う。日本とどちらがよいか、という安易な議論ではなく、世界中で、その国と地域が抱えていた問題が噴き出している。みんなが、うまくいく方法を模索している段階だ。

 このニュース、富士山がしゃべったのかと思った。

 SNSでたとえ話をする人、そのたとえが適切なものかどうかより「断言できている感」「うまいこと言っている感」のほうが反響に繋がりやすく、危ない側面もある。

 志村けんが活躍していた時代(この人の場合、それがめちゃくちゃ長いのだけれど)のテレビ番組が、(いまの観点からすれば)若い女性の性的なものを搾取するような笑いを作っていたことは事実だと思うけれど、その咎を志村けんだけに背負わせるのは何だか違う気がする、ということは感じる。

 和牛券の件も、中止されたコンサートのチケット払戻しの件も、ミクロな対策の1つであって、「はい、これですべて対策済みとしました!」と言っているわけではない、ということは留意しておいたほうがよいと思う。その是非はともかく、いまの時点で「これだけしか補填してくれない」と怒るのは、すこし性急ではないか。

 みんな、情報を受け取ってから、怒るまでが早すぎる。いや、怒りという感情はおそらく瞬発力なのだろうけれど、もう少し、いろいろ確認してからでも、遅くない気がする。

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