20/11/17 日記

 どうも、気を抜くと、日記を書かなくなる。無理やりにでも、毎日書いていた時期のほうがよかったのだろうか。いや、そうはいっても、自分の毎日は、それほど劇的ではないので、日常の中に書くことなどありません、面白味のない日記を量産しても仕方がありません、ということになる。

 読む人のことを気にしなければいいのかもしれない、とは考えるものの、それだと、なぜnoteなどやっているのか、と自問自答してしまいそうだ。それほど読者が多くないことはわかっていても、無視はできない。

 近藤真彦は、ただのタレントであれば(不倫という行為の是非はまた別の話として……)、活動を中止するほどではないかもしれない。ただ、ジャニーズ事務所の大御所という存在で、後輩たちの番組やイベントなどにバーター気味に出てくる以上は……ということになると思う。なにしろ、“アイドル”の事務所、イメージ商売の総本山みたいなところなのだから。

 どうも近藤真彦は、「問題を起こす人」というより、「問題を起こしたあとの対応」がうまくいかない人、というイメージがある。ここ数年では、めんどうくさいOB感も出ていたような気はする。

 近藤真彦の音域に合わせた、とにかく音が下がっていくメロディーラインに山下達郎の創意工夫がうかがえる。

 無印良品の「シンプルであることへの節操のなさ」のような姿勢に、逆にユニクロやニトリあたりの「そうはいっても、ちょっとかっこよく作ってみました、エヘヘ……」みたいな愛嬌が感じられなくて、すこしつまらなく思うときがある。

 未だに、高輪ゲートウェイ駅の存在に慣れない。「品川に着いた。田町で降りるから次の駅で……」とぼんやりしていたら、うっかり高輪ゲートウェイで降りてしまった。そのうち、慣れるのだろうか。母が、東急目黒線を未だに「目蒲線」と言うように。

 カレーを食べに南インド料理店に行ったところ、スプーンもフォークも出されず「うーん、これがインドのスタイルか……」と尻込みしていたところ、店員が慌ててスプーンとフォークを持ってくる事態が発生した。こんなコピペ、かなり前に流行しましたよね?

 ルノアールで地下アイドルとマネージャーが売れるための計画を大声で話している。昔から、こういう場面によく出くわす。「お前は変わったところに居合わせてばかり」と友人に言われたことがあるけれど、実のところ、東京ではよくあることなのだ。彼女たちが売れるかどうかは知らないけれど、嫌な思いをしないように、などと考える。

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