20/03/27 日記

 そもそも、こういう状況で社会保障をしっかり充実させるために消費税を取っていたのではないか、という気はする(だから安心して消費するという理屈だったのではないか)。

 ここにきて「消費税はそのままで、商品券を配りましょう」と言われても、多くの人は、納得しかねるだろう。商品券そのものは、陳情に対するミクロな経済対策であることはわかるので、一概に否定はできないけれども、すくなくとも、広く国民が求めるマクロな政策ではなかったわけだし。

 不要不急の外出は、避けなければいけないのはわかっている。さりとて、個人でやっている馴染みのお店には行ってあげたい。しかし、仮に自分が軽症でも感染者だった場合、年配の人にうつしてしまったら……。そんなジレンマをしばらく抱えることになりそうで、気が滅入る。

 オリンピックで自分の応援するスポーツが少しでも盛り上がってほしいと切に願っていた友人もたくさんいるので、東京五輪にまつわるゴタゴタを批判するのはともかく、「オリンピックそのもの」を呪って、ほかのイベントを称揚するような意見には、いまいち乗りきれない。

 DAZNからメールが来る。件名が「スポーツファンの皆様、週末はDAZNで楽しもう!」。なんともはや。誰も悪くない。

 コミックマーケットの延期。8月には東京ビッグサイトが空いているからできるのではないかという意見もあるものの、その時までに、事態が収束している保証もない。人がどうやっても密集する感染リスクの高いイベントを、これからの見通しもわからない状況で、中止ではなく「延期」することは、とてもむずかしいように思える。残念ながら。

 これは自分の中では(どちらかといえば)政治的な話ではないと思うのだけれど、ある政治家を評価するかしないかに関わらず、こういう状況で「(その政治家)がコロナウイルスに感染すればいい」と言うような人と、仲良くしたくはないのです。

 鬼滅の刃が好きな人が、ハンドルネームを「鬼滅の刃」にしていて、びっくりしてしまった。


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