20/03/22 日記
どうぶつの森を、1日中、ぼんやりとやる。日経平均やダウが下がりまくっている中、どうぶつの森で、カブに手を出しました。
夕食にスープカレーを作るも、イマイチな出来。味が濃くなくて、コクがない。眉間にシワを寄せながら、なんとか食べ切る。一人暮らしのよいところは、失敗した料理を人に出さなくても許される点。
渋谷の大阪王将はよりによってLushの近くにあるため、中華の匂いと石鹸の匂いが重なって、とんでもないことになることを、なぜか思い出した。
昨日、音楽ジャンルとしてのミナスの話をした。ブラジル南東部のミナス・ジェライス州は、17世紀に金鉱が発見されたことでゴールドラッシュとなり、それにあわせて、ヨーロッパからカトリックの教会も進出してきた歴史がある。
ポルトガルやスペインの音楽のみならず、教会音楽の影響、伝統的なブラジル音楽も交わり、複雑な「混血」を経て、個性的なメロディーとコード進行、ブラジルとアフリカの入り交ざったリズムなどが生まれたとされている。
Toninho Hortaが1993年に発表した『Durango Kid』は、すべてギターの弾き語りだ。しかし、汲めども尽きぬ美しい音が詰まっている。
どこまでも高い南米の空を漂うような浮遊感のあるスキャット。本人がつま弾くギターも、一つ一つの音が粒立っていて、テクニックは抜群。声とギター。一つの完成形。
「Across The Universe」をカバーしているが、これが絶品。なんとなくコードをなぞって歌っているように始まりながら、みごとに自分の世界に染め上げてしまう。続編として『Durango Kid 2』も出ている。あわせてどうぞ。
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