20/11/02 日記

 毎日のように書いていた日記だけれど、「たいして明るくない話を続けていても、読まされる人はしんどいのではないか」などと考え、投稿ペースが落ち気味になった。だからといって、一切、何も書かなくなるわけでもない。読む人のことを気にしたほうがよいとは思いつつ、充実した内容にはなかなかならないのが、悩ましいところ。そんなことを考えずに、好きなことを書けばよいでしょうに、とあなたは思うかもしれないけれど、それはそれで、むずかしいものです。

 たまに「優しい」と言われることがあり、どうしてその評価になるかがよくわかっていない。かといって、その人が自分を見誤っているとも思っていない。

 人間には多少なりとも多面性があるわけで、ある人から見れば優しいけれど、他の人から見ればそうではない、ということはたくさんある。自分から見れば欠点でも、他の人から見ればそうではないとか。「明るい人」が「うるさい人」になることもそれなりにある話で。

 それにしても生きることは積み重ねであって、過去の失敗が尾を引くこともあれば、自分のやってきたことを急に評価されることもあって、自分の手を離れたものが、良かれ悪しかれ誰かのものになっていくのは、なんとはなしに因果というものを感じる。

 相変わらず見通しの悪いことが多いものの、それはそれとしてのんびりやっていく心構えが必要な気がしている。不安も、心配も、ゼロにはできない。いかにケアしていくかが大事なのでしょう。


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