20/03/28 日記
「あつまれ! どうぶつの森」で、カブを買い込んでいた。ざっくり説明すると、要するに野菜のカブなのだけれど、日ごとに買取価格が変わるので、株券のような換金アイテムでもある。つまり、ダジャレ。
ただし、日曜の午前に売られ、1週間経つと腐り、換金不可になるので、土曜の夜までに売らないといけない。つまり、今日で売り切らないと、腐る。
どうにも、カブ価が上がらないので、ずっと塩漬け(カブだけに)していたのだけれど、ついにそのまま土曜日になってしまった。
1カブあたり100ベルで買ったにも関わらず、本日、自分の島では買取価格が52ベル。周りでプレイしている人たちも、軒並み2桁の買取価格の中、106ベルの人がいたので、そこでなんとか売り切らせてもらう。1.06倍になったと考えると、利息で考えれば、たいしたものだ。
しかし、実は、水曜日は自分の島の買取価格が188ベルだった。あのときに売っておけば……。どきどきキャンプのジャック・バウアーのモノマネばりに、「クソー!!」と叫びながら買い取ってもらった。
おそらくは、不要不急とされるだろう物事を生業として生きており、しかも独り身なので、政府がどんなことをしようが(場合によっては、もちろん反対の声は上げるけれど)、拡散すると有益だと判断した感染症に対する(科学的な)知識を人に伝えるぐらいをしたら、自分自身は好きにやって、立ち行かなくなったらそれまでかな、という覚悟がある。
積極的に露頭に迷おうとしているわけではないけれど、自分ぐらいの立ち位置の人間など、居場所を失ってもいい。失われた20年とか30年とか言われる時代に、手に職をつけられたわけだし、あと5年ぐらいはみっともなく生き延びられる土台ぐらいはできたわけで。
しかし、「この業界でやっていこう」と志す、自分より若い世代が駆け出すための居場所を失うことは、やはり耐えがたいものがある。どうにか、それだけは避けたい。そうはいっても、自分にできることなど、ほんとうに微々たるもので……。
もし自分が駆け出しの頃に、この社会情勢だったら、職にしがみつけずに現在のポジション(これだって吹けば飛ぶような位置だが)にもいられなかっただろう。
いまの若い世代の未来のため、この表現が大げさなら、あと数年でも耐えられるための何かをしてあげてほしい。このような状況のために、自分たちは税を納めていると思うので。
やるべきことをやってから、周りやお上に文句を言えという人もいるだろう。ただ、なにしろこの状況では、やるべきことがやれない、やるべきことを失ってしまったような人がいるし、将来的には、もっと出てくる。どうにか、その人たちを救ってあげてほしい。
やるべきことがあるところにいるので、やるべきことをやっていきます。みなさまもご自愛ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?