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家で聴くための音楽

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#クラシック

家で聴くための音楽、その12:バッハ 『ブランデンブルク協奏曲』

家で聴くための音楽、その12:バッハ 『ブランデンブルク協奏曲』

バッハ、普遍性と独自性を持っていた人 家にいることが増えてきた人に、家で聴くとよい感じではないかしら、と感じる音楽を紹介していく連載。

 第12回はJ.S.バッハの『ブランデンブルク協奏曲』。

 バッハを知らない人はいないと思う。いない、は言いすぎだとしても、相当に少ないのではないか。

 たとえ、バッハが何の曲を書いたか知らなかったとしても、『平均律クラヴィーア曲集』の第1巻のハ長調の前奏曲

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家で聴くための音楽、その1:ブラームス『弦楽六重奏曲第1番』

家で聴くための音楽、その1:ブラームス『弦楽六重奏曲第1番』

聴きやすく、端正なクラシック 昨今の社会情勢から、家にいることが増えてきた人に、家で聴くと、なにかとよい感じではないかしらと感じる音楽を紹介していく。そんな連載を始めることにしてみる。

 初回はクラシック音楽。ブラームスの『弦楽六重奏曲第1番』。

 ブラームス27歳の年に作曲され、ヴァイオリン2本、ヴィオラ2本、チェロ2本という編成。クラシックの室内楽でおなじみの弦楽四重奏(ヴァイオリン×2、

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