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ひとり暮らしレポート 向き合う勇気

大好きな夏は、今年も暑い。
長い梅雨が明けてから、ぐっと暑い日々が続いている。とにかく相変わらず、仕事は忙しい。6月の残業時間が過去最高になったので、7月はノー残業を掲げていたが、2日目で頓挫。いつもよりは少なめで済んだが、7月もまあまあ働いた。あっという間に8月になり、もうすぐタイ旅行だ。リベンジの旅。今回は前回の反省を大いに活かして準備を進めている。早く行きたいなあ…。
ふと書き綴ろうと思ったのは、過去の自分が持ち得なかった、向き合う勇気をいまの自分の中に見つけられたから。悲しみ嘆くのではなく、これからどう行動するか、後悔しないためにはどうしたら良いかを考えることに時間を使えるようになった自分に、変化を感じられた。
今日、熱田神宮へ行った。ここはかみさまがいるばしょ。わたしがはじめてかみさまの存在を感じたのは、マルタのゴゾ島へ行ったときだ。あのときの島全体、街全体の厳かな雰囲気は、いまでもはっきりと思えている。熱田神宮の森の中を歩いている時に、ふと同じ気配を感じた。ここにもかみさまはいるんだ、と信じられた瞬間だった。ゴゾに行った時のわたしも大変消耗していて、美しい地中海の碧に身を投げてもいい、と思っていた。いまも、近しいほどの消耗は感じているものの、まだまだ生きてやらねばならぬことがある、祈って行動して、なりたい自分にならねばまだ逝けぬ、と強く思っている。
先日、わたしが頑張れる理由のひとつである、タイ俳優さんたちの来日ライブに行った。その中のひとりが「僕たちがコンサートをやるのは、どうしようもなく落ち込んだ時に、もう一度立ち上がるための愛を、ファンの皆さんから貰うためなんだ。みなさんの愛のおかげで、僕たちは頑張れる。みなさんにも、僕たちの愛がそんな存在になってくれたら嬉しい」という感動のメッセージをくれた。大勢の中のひとりでしかないわたしでも、彼らが明日も頑張れる力を届けられているのなら、こんなに嬉しいことはないし、そんな素敵な思いを言葉にして届けてくれたことが何よりも嬉しかった。愛の輪郭がはっきりと見えた瞬間だった。
勉強も仕事も、やらなければいけないことがたくさんある。落ち込んで自分を陥れて床に転がって天井を見つめ続ける妖怪に戻りたくはないので、今日も愛を信じて立ち上がろう。

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