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駅ホーム長さ調査 湖西線・琵琶湖線編

こんにちは。夏休みに入り青春18きっぷの期間に入ったということで、JR線の調査を行いました。まずは湖西線・琵琶湖線について報告します。


湖西線

湖西線は今回大津京~近江塩津について調査しました。一部調査できていない駅がありますが、結果は以下の通り。

湖西線のホーム長調査

表を見ると、調査した限りの駅においては12両分以上のホーム長が確保されています。比良駅は8両を超える列車が停車しないため166m分しか立ち入れないようになっていますが、敦賀方に3両分、京都方に1両半分のホームが立入禁止となっていますがありますので構造上は12両となっています。
また、近江今津駅と大津京駅は両側合わせて3両分の立入禁止のエリアがあり、これらの駅は15両に対応が可能です。ただ現在はこのホームの長さは主に貨物列車の退避に活用されているようです。
事前情報では小野駅・唐崎駅のホームが短くこれらの駅には12両編成が停車できないとのことでしたが、今回は調査できませんでした。又、近江塩津駅の0番線は厳冬期の非常用ホームであるため入ることが出来ませんでした。報道では4両分あるとのことです。

比良駅の端には未使用ホームが伸びる
敦賀方は約3両分ある
大津京駅の端にも未使用ホームがある
敦賀方と京都方双方にあり、合計3両分程度

琵琶湖線・北陸線

琵琶湖線・北陸線は今回新疋田~余呉、田村~草津について調査しました。一部調査できていない駅がありますが、結果は以下の通り。

琵琶湖線・北陸線のホーム長調査

琵琶湖線は京都~米原が12両、坂田~長浜が8両、琵琶湖線の愛称が付かない虎姫~新疋田が4両対応とされています。
結果を見る限り概ねこの事前情報に沿った形となっていますが、田村駅や余呉駅のように元々12両以上に対応していたが整備は必要な部分しか実施していない駅もあります。又、近江塩津駅は配線変更に伴い元々長編成対応のホームを一部削った姿を確認することが出来ました。ホームは8両分、うち電車用にかさ上げ済みは4両分です。
新疋田駅は旅客が入れるように整備されているのは4両分と構内踏切の部分だけですが、敦賀方に広がるホーム跡を含めると昔は12両分のホームがあったことが推察されます。

新疋田駅の構内踏切
新疋田駅2番線から敦賀方を望む
未使用ホームが長く続く

まとめ

今回は滋賀県内の路線について駅のホームの長さを調査しました。
湖西線・琵琶湖線とも12両の新快速への対応もさることながら特急や貨物列車が多く、それに合わせた構造となっていることが分かります。
詳細な駅ごとの考察を今後進めていきたいと考えています。

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