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はじめまして

はじめまして。旅行会社 株式会社メリディアン・ジャパンの荻原久美子です。本格帆船クルーズ スター・クリッパーズの日本地区総代理店として本物の帆船でのクルーズ旅行の販売と、ギリシャやトルコへの個人旅行手配のお手伝いをしています。

2020年冬から続くコロナ禍で、今は海外旅行に出かけることは難しいですが、この状況が落ち着き、旅行に必要な様々な環境が整備されたら、また以前のように、行きたい時に行きたい場所に好きな人と一緒に(あるいはひとりで)出かけられるようになるはずです。

そんな日が、1日でも早く訪れることを期待しつつ、これまでメリディアン・ジャパンのお仕事を通じて見たこと、体験したことなど、ぽちぽち綴っていきたいと思います。

note 1回目の今回は、私とクルーズの出会いをお話します。

1997年3月 巨大クルーズ客船にびっくり

夫がすべて手配してくれた新婚旅行で連れて行かれたのは、カリブ海に浮かぶグランド・ケイマン島。まさか自分がカリブ海の島に行くことになるとは、それまで夢にも思ったことはありませんでした。成田からニューヨークを経由してマイアミ、マイアミで1泊して小さな飛行機でグランド・ケイマン島へ。よれよれになって到着したグランド・ケイマンの空港ですれちがった、ローカル航空会社の背の高いスラッとしたキャビンアテンダントさん(当時はスチュワーデスといいました・・・)が、それはそれは美しかったのを今でもはっきり覚えています。

ホテルのビーチで日光浴で小麦色に・・・のはずが、強烈な日差しの下でうっかりうたた寝をしてしまい夫婦揃って日焼けを通り越したやけど。その後、「寄るな」「触るな」と、新婚旅行とは思えない距離感を保ったまま旅行を続け、数日後に訪れたロスアンゼルスやサンフランシスコで脱皮したのは、今では良き思い出です。

そんなグランド・ケイマンのビーチで、夫が「でかいな、ビルみたいだな」と、沖に停泊する船を指して言いました。私は何を言っているのか全くピンときませんでした。だって、あまりに巨大で、私の持つ船のイメージを遥かに超えていて、私には小さな島に建つ本物のビルに見えたからです。

2014年3月 帆船に乗ってグランド・ケイマン島を再訪

2014年、幸運にもグランド・ケイマン島を再訪する機会が訪れました。その時は、夫と一緒に「本格帆船クルーズ スター・クリッパーズ」の日本代理店として、帆走客船「スター・フライヤー号」のキューバクルーズに視察乗船していました。

17年ぶりのグランド・ケイマン。2298総トンの小さなスター・フライヤー号の隣には、乗客定員が数千人の巨大クルーズ客船が3隻停泊していました。グランド・ケイマン島の首都、ジョージタウンは巨大客船の船客がたくさん。デューティーフリーの小さな町は、お店もレストランも大繁盛でした。

1997年3月当時、カリブ海もクルーズ客船も私の中には存在していませんでしたが、夫が始めたギリシャ・トルコ専門の旅行会社のメリディアン・ジャパンが、縁あって2002年に「本格帆船クルーズ スター・クリッパーズ」の代理店を務めるようになってから、私の世界は大きく広がり、新たな彩りが加わりました。

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