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夢と白い領域

最近、悪夢をよく見る。




昨夜は、誰かに
エレベーターのボタンを押すよう
命じられていたんだけど




押し間違えるたびに
銃で指を吹き飛ばされた。




間違えちゃいけないっていう
脅迫観念があるんだな、きっと。




性的な内容の時も多いし




夢っていうのは本当、
魂や深層心理の底を映し出す




面白い場所だなと思う。




私の夢はいつも
3段構造になっている。





夜、ベッドの中で目を閉じ
だんだんと眠りに落ちていくと




まず最初に、惑星やグリッド
不思議な世界の動物





見たこともない
異世界の人たちなどが見えてくる。




その後、
完全に眠りに落ちると




魂の記憶や深層心理を表すと思われる
メインの「ストーリー」が始まる。




このストーリーを観ている時は
基本、自分の意思で
自由に動くことはできない。




だから悪夢を見ても
やられっぱなしだ。




でもその次に必ず、
「真っ白な世界」に行く。




そこはただ一面、真っ白な場所で
部屋も何もないのだけど




私の意識だけが
ハッキリと「在り」




そこでは、考えたり、動いたり、
物を出現させたり





なんでもすることができる。




最近、だんだんと
この白い世界にいる時間が
長くなってきた。




そして同時に
悪夢も増えたということは




闇と向き合う準備ができたという
合図なのかも知れない。




昨夜は、
悪夢のストーリーの後




この白い世界で
闇を抱きしめるワークをしてみた。




10年以上前、
私が初めて瞑想を習った頃は




嫌な記憶を
イメージの薔薇や箱の中に入れて、それごと爆破する
というのがお決まりだったんだけど




なんかそれって
闇をなきものにしてるみたいで




最近、それにすごく
違和感があって



だから代わりに
抱きしめてみることにした。





最初に出てきたのは
象徴的なモチーフ




黒い煙だった。




まず、黒い煙が見え
次に、目の前に




もう一人の、暗い顔をした私が
意識の私と向き合うようにして出てきた。




もう一人の私は、
今の私と全く同じ年齢なんだけど




サイズだけがなぜか小さく
背が実際の私の
肩までしかなかった。




黒い煙を背負った小さい私を
ホオポノポノの4つの言葉を唱えながら
抱きしめる。




すると、黒い煙の私は消え
次のモチーフが出てきた。




今度は、恐竜の形をした
金属のロボットだった。




そしてまた、
暗い顔をした私が出てくるんだけど





今度は、実寸と同じくらいまで
背丈が大きくなっている。




意識の私は、恐竜のロボットを持った私を、
また、ホオポノポノの4つの言葉で
抱きしめる。




それを飽きるまで
繰り返す。




こうやって1回の夢の中で
色々なテーマの闇を背負った自分を
次から次に抱きしめていくと




なぜか、そうするごとに、
もう一人の私のサイズが
少しずつ大きくなるのだ。




昨夜は最終的に、
巨人くらいのサイズになった。



デカイな〜と思いながら
見上げていると
ガイドの誰かが囁いた。




”本当の君は
これくらい大きいんだ。




計り知れないパワーがある。




闇に傷ついたフリをして





いつまで無能者と弱者を
装ってるつもりだ?”




・・そして目が覚めた。




闇って面白いなあと思う。




黒にたくさんの他の色が
隠れているように




そこにはどれだけの記憶と
能力が埋まっているんだろう?




そんなことを考えながら、
今日の夢の内容を
ジャーナルに落とした。






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