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オーダーブレス 【女性たちのマーガレット】

彼女のアカシックは
いつもと少し違っていた。




私がエプコットと呼ぶ
球体の図書館が




地面ではなく、
宙に浮いて建っている。




図書館までは、
地面から真っ直ぐに続く
白い階段が伸びていた。





彼女のアカシックガイドは
いかにもおばあさんといった
雰囲気の女性。




もしかしたら、
彼女自身のおばあさんかもしれないし




ひいひいばあちゃん
とかかもしれない




とにかく、血縁の女性。




おばあさんは
地面からマーガレットを1本摘んで、
私に手渡し





「息を吹きかけてごらんなさい」
と言った。




”きっとバラバラになって散ってしまうのだろうな〜”
と思いながらも、吹いてみると




マーガレットは、むしろ元気になり
タケコプターのように
上へ上へと飛んでいった。





おばあさんは、
彼女にとって今大事なのは
女性のご先祖の癒しだと言った。




女性だったからこそ虐げられていた、
その時代だったからこそ負ってしまった




傷のような、
トラウマのようなエネルギーを





今、彼女が癒してあげることで
家族(血族)という足場がしっかりする。




基盤がしっかりすると、
そこから蹴り上がって
もっと高く飛んでいける。




先ほどのマーガレットも、
私は散るんじゃないかと思ったけど
結局、上に上がって行った。




儚げに見えて、
女性はそれほど弱くはないみたいだ。





アカシックには
その人の思い込みと





アカシックガイドの
愛のガイダンスが共存する。




冒頭の、球体の図書館に続く
長い階段も




わざわざ高い場所に設置して
そこまで頑張って
階段を昇っていこうとする




彼女の思い込みが
現れていたのかもしれない。




「もっと楽していいんだよ。


階段があったって
上らなくてもいいんだよ。

階段自体、
幻想かもしれないよ。


本物だったとしても、使わないで、
一気に飛んでったっていいんだよ。


頑張って到達しなきゃいけないって
思ってしまってるのかもしれないね・・”




と、おばあさんガイドは
言っていた。




ブレスのデザインに関しては
かなり細かく指定が来た。




🔹上下左右4箇所に
赤・青・緑・黄色の石を置くこと


🔹それらの石を
ムーンストーンで繋ぐこと




赤い石は「女性性の智慧」を表すと言う。
それが、これからの彼女の礎となる。




指定の中でも
まず真っ先に言われたのが




この「赤い石を入れる」
だった。




青い石は、霊性と叡智。
彼女を本質へと導く、
方向付けの役割をする石。




緑の石は、植物、優しさ、愛・・
これらは全て、女性性に繋がってくる。




黄色い石は、
楽しむことを忘れないための、
楽観性を与える色。




マーガレットの真ん中の
黄色い部分も表している。




そして、白い花びらにあたるのが
ムーンストーン。
まさに、女性性の石だ。




タケコプターになって飛んでいった
マーガレットは




”どこにでも飛んでいける”
”何だって可能”



そんなことを
意味しているのかもしれない。






今、新しい勉強に
挑戦している彼女。




リーディングを読んで




「この春、家の庭に
マーガレットを植えようと決めました」




と書いてくださった
そのメールには




ブレスなんかなくたって、
タケコプターのように
どこにでも飛んでいけそうな




ワクワクのエネルギーと
強さがあった。




Nさん、ありがとうございました😊


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