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魔法を解く選択

このnoteを書いて以来




日中、鬱になった事件のことを
考えるたび




なぜか私の右側に
飛行機が現れるようになった。




夢に出てきた
例の、次元上昇の飛行機だ。




「どうする?
乗る?乗らない?」




この飛行機は、毎日、何便も飛んでいる。
だから、まだ上に上がりたくなかったら
「乗らない」という選択もできる。




腹に黒い感情を溜めたままじゃ
乗ったってどうせまた
重さで戻ってくるだけだから



嫌な気分にはなるけど
あえて今は「事件のことを考える」




「今は乗らない」
と決めることもできる。




どっちだっていい。
どっちも正しい選択だ。




1度見送ったって、飛行機は何度でも
戻って来てくれるんだから。





この飛行機が現れてくれたことで
救われたのは




自分で、自分の思考を
選べるようになったことだ。




今までは、1日に何度も、
まるで津波に襲われるように
あの嫌な事件を思い出し




問答無用で
嫌な気分になってたけど


(まるで二次災害)





今は、飛行機に乗って次元上昇する(=考えない)か、
そのことをとことん考える(=飛行機に乗らない)か
決めなきゃいけないので




結果として、自分の思考を
自分で選ぶようになった。




最初は
事件のことを考える方を選んだ。




強力な磁石のように惹きつけてくる
負のエネルギーに負けて。





でも2回もやるとそれも飽き、
今度は逆に、“飛行機に乗ってみたら
どうなるんだろう?” という興味が湧いた。




それで3回目は、
飛行機に乗ってみることにした。




座席に座った私の膝には
なんだかんだまだ小さな息子。




そうだ、悲劇のヒロインやってる場合じゃない。
この子をもっと笑顔にするんだ・・




乗るまでは、ある程度勇気が必要だけど
一度乗ってしまえばこっちのもので





機内のエネルギーが
なんだかえらく気持ちいいことに気づく。




でも、機内をなんとなく見回しているうちに
「あ、今日あれを買いに行かなくちゃ・・」など
違う思考が湧いてくるので





飛行機の感覚は、その時点で
とりあえず終わりとなる。




その後も、嫌な鬱の記憶は
しつこく何度でもやってくるけど





一度、飛行機のあの気持ちよさを体感してしまうと
そのあとは楽に
飛行機を選べるようになる。




「ハイ、乗ります」って感じで
嫌な思考からすぐ、機内にいる自分に
意識をスイッチできるようになる。






そのうち、鬱の記憶を思い出す頻度自体、
少しずつ少なくなっていき




それよりもっと、
飛行機自体に、興味が湧くようになる。




私たちと一緒に次元上昇するのは
どんな人たちなんだろう?




周りを見るようになる。





この飛行機にCAさんはいない。




私たちはただ座ってるだけで快適だし
何もいらないのだ。






到着する先には
どんな人たちが待ってるんだろう?




未来に、微かなワクワクを
感じるようになる。




今までの、苦しみの中にいた私の波動では
絶対に出会えなかった人たちが
飛行機が向かう先にいる・・




これが全てだと思ってた、
なんかつまんねぇこの世界の外側に




もっと大きな、
粒子の細かい世界があることに
気づき始める。




去年の詐欺の時もそうだったけど、
負のエネルギーに絡め取られてる時って
ある種、魔法にかかってる感じがする。



その相手が、完全無欠か、
あるいは、魅力たっぷりの素晴らしい人に見え





それに対し自分は、
全く力がないと思わされる。





あれよあれよと言う間に
訳も分からず言いなりにされてしまう
黒く寂しい魔法。




そんな魔法を人にかけなきゃ生きていけない
かわいそうな魂は実際にいるし




無力だという思い込みを
自分で自分にかけてる人たちも
大勢いると思う。





でもね、そんな魔法は
そろそろ効かなくなってくるよ。




私たちは気づきはじめてる。




まやかしのハリボテの権力にも、
自分が持つ、本当の大きな力にも。




あなたの横にも
飛行機は来てるよ。





自分のタイミングでいい。





乗っても乗らなくても
どっちでもいい。





自分で決めてみて。




魔法が解けるから。




力が戻ってくるよ。






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