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60歳手前で都内に狭小住宅を建てる06:「お客様は神様ではない」

住所や氏名、連絡先。
こちらの希望。
教えて欲しいこと。
想定している予算。
最後に、私たちが発注先に望むことや予め伝えておくことを書いた。

①住宅建築は施主と建設担当社との「共同プロジェクト」という認識。
②複数社の相見積もりを取る。
③競合企業の情報はお伝えできない。NDAの締結も可能。
④有料の初期提案や調査も検討可能。
⑤各社の比較を行うので私のスケジュールに従って進行する。
⑤切迫した理由で建て替えを検討していない。
⑥急いではいないが、短い期間で集中的に完成させたい。

一方的で我儘かもしれないが、まず、こちらがどう思っているかを率直に伝えるべきだと考えた。
「お客様は神様」的な会社に発注したくない。
取引は対等の立場だと思うし、これは支払と対価の取引でもないからだ。
一番最初に書いた通り共同で行う事業に近いものなのだ。

これまでの社会経験では、フェアであることが結果的に最も安全なことが多かった。
また、無料サービスは、どこかで必ずその対価を払う(自分が払うとは限らないが)ものであることも知っていた。
決断を促されるのも避けたかった。
有益なものには、支払いをする姿勢は明確にしておきたかった。
最初の必要事項にこの6つの項目を加えたドキュメントを作成した。
それをもって、アクションをさっそくアクションを開始した。
最初のアクションは、2022年4月8日でした。
(続く)

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