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60歳手前で都内に狭小住宅を建てる05:「お金はどれくらい掛かるか?」

こういう情報はとても重要だけれどセンシティブなことでもあり、具体的な記載はあまり見ない。
ある意味、この連載記事でこの部分が一番読まれるかもな…という気もしている。

年齢も年齢なので、この年からローンを組むのは考えていなかった。
「手持ちの現金の範囲で」というのが、私の条件であった。
はじめは、ざっくりこんな感じで考えていた。

・どうやら木造家屋の坪単価って90万円/坪もあればそれなりの建物が建てられるんじゃないか?
・取り壊しは150万円みたいだぞ。
・建築期間は半年ぐらいじゃないのか?
・仮ぐらしは100万円もみておけば大丈夫じゃないか?
・引越や諸費用は50万円も見れば十分だろう。

建蔽率と容積率で我が家のマックスの建坪は、74㎡≒22.2坪である。
従って、住宅には、900,000円×22.2≒20,000,000円
取り壊しで1,500,000円
仮暮らしで1,000,000円
引越などの諸経費で500,000円
合計23,00,000円+税金10%で≒25,000,000円
予備費で3,000,000円をみて総予算は28,000,000円
とした。

結論から言うと全然足りませんでした・・・

全ての項目が予定より膨らんだし、ここに計上されていない費用や予期せぬ費用が掛かった。
見込みの甘さもあったし、無知もあったなぁと。
とはいえ、すべて初めてのことなので、無知は仕方ないですね。
こういう部分は、説明されても鵜呑みにできないし、正しい情報も少ないです。この記事を書くきっかけでもあります。

最終的に14坪の建て替えにかかった総予算は約37,000,000円
予想を大きく超えてしまった…

何が膨らみ、何を見誤り、どうしてこうなったかは、別な記事で語ります。
結論から言えば、総額28,000,000円に近い金額で建て替えすることもできたのでしょうが、適切な支払いであったと思っているし、住いにも満足しています。シアワセなことです。

(つづく)

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