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60歳手前で都内に狭小住宅を建てる04:「どんな家に住みたいか」を考える

物理的な条件が分かったので、今度はふんわりした希望を書き出すことにした。
ここまでの文書では、私の妻も飼い猫も登場しないが、それなりに相談して進めていた。
しかし「どんな家に住みたいか?」に関しては、二人の意見を事前にすり合わせておく必要がある。
ここをしっかり纏めておかないと、施工を依頼する先にも迷惑だしロスが多すぎる。

何か考えがありそうだが実は何も考えていない

分かり切ったことも含めて書き出してみた。

・現在の住いを解体し建て替えしたい。
・夫婦2名と猫3匹が暮らしやすい家にしたい。
・3階建てにしたい。
・シンプルで機能的な間取りにしたい。
・部屋数はいらない。
・リビングの柱を最小にしたい(できればなくしたい)
・リビングの壁面は出来る限り書架にしたい
・容積率いっぱいまで頑張りたい。
・できるだけ早く完成させたい。
・導線に無駄をなくしたい。
・コンセントは出来る限りたくさん欲しい。
・当家に来客はありません。
・扉や仕切りは最小で構わない。
・スライドドア希望。
・スクエアな外観が好み。
・樹脂サッシ。
・床暖房希望。
・水回りはゆったりさせたい。
・小さな事務スペースが欲しい。
・駐車場不要。但しバイクと自転車はおきたい。

こんな要件を妻と一緒にA4 2枚程度に纏めた。
その上で、こんな注釈をつけた。
間取り、住宅設備、床材・壁紙、照明・コンセントなどは妻の意見を優先します
私はガシガシ勝手に進めてしまう傾向もあり、夫婦で意見が衝突した場合、どちらにイニシアチブがあるかを、発注先に対し明文化しておいたのです。

更に、教えて欲しいことも付記した。
助成制度
・建築諸条件(建蔽率、容積率、耐火基準、斜線規制)
自分でも調べているがそれが正しいとは限らない。
思わぬ回避策があるやも知れない。

この紙には予算も明記した。
最初に予算を明確にしておくことは必須だともいえる。
次の項目は予算についてです。

(つづく)


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