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60歳手前で都内に狭小住宅を建てる04:「どんな家に住みたいか」を考える
物理的な条件が分かったので、今度はふんわりした希望を書き出すことにした。
ここまでの文書では、私の妻も飼い猫も登場しないが、それなりに相談して進めていた。
しかし「どんな家に住みたいか?」に関しては、二人の意見を事前にすり合わせておく必要がある。
ここをしっかり纏めておかないと、施工を依頼する先にも迷惑だしロスが多すぎる。
![](https://assets.st-note.com/img/1669093371106-Dcg5DlcJpX.jpg?width=800)
分かり切ったことも含めて書き出してみた。
・現在の住いを解体し建て替えしたい。
・夫婦2名と猫3匹が暮らしやすい家にしたい。
・3階建てにしたい。
・シンプルで機能的な間取りにしたい。
・部屋数はいらない。
・リビングの柱を最小にしたい(できればなくしたい)
・リビングの壁面は出来る限り書架にしたい
・容積率いっぱいまで頑張りたい。
・できるだけ早く完成させたい。
・導線に無駄をなくしたい。
・コンセントは出来る限りたくさん欲しい。
・当家に来客はありません。
・扉や仕切りは最小で構わない。
・スライドドア希望。
・スクエアな外観が好み。
・樹脂サッシ。
・床暖房希望。
・水回りはゆったりさせたい。
・小さな事務スペースが欲しい。
・駐車場不要。但しバイクと自転車はおきたい。
こんな要件を妻と一緒にA4 2枚程度に纏めた。
その上で、こんな注釈をつけた。
「間取り、住宅設備、床材・壁紙、照明・コンセントなどは妻の意見を優先します」
私はガシガシ勝手に進めてしまう傾向もあり、夫婦で意見が衝突した場合、どちらにイニシアチブがあるかを、発注先に対し明文化しておいたのです。
更に、教えて欲しいことも付記した。
・助成制度
・建築諸条件(建蔽率、容積率、耐火基準、斜線規制)
自分でも調べているがそれが正しいとは限らない。
思わぬ回避策があるやも知れない。
この紙には予算も明記した。
最初に予算を明確にしておくことは必須だともいえる。
次の項目は予算についてです。
(つづく)
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