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サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019in東京ドーム最終日

観てきたのでライブレポート的なあれを。

前回のnoteで触れたが私はサザンのファンである。母が熱狂的なサザンファンで影響を多大に受けている。(今回のTOURも5回観に行ったほどだ)

私はまだお腹の中にいる時からライブに行かされ、幼児の時も横浜スタジアムに連れられた記憶があるし、もちろんサザンのCDがよく流れていた。「洗脳」である。

また、私の中学校の遠泳合宿のみんなで歌う歌集に何曲かサザンが入っていて青春の曲でもある。なので友達とカラオケに行った際はサザンを歌えば必ず盛り上がる(というか盛り上がらないやつは友達じゃないといっても過言ではない)ので歌っていて気持ちいい。自然と大ファンになっていった。

ライブは多分7回目くらいだと思う。
今回は「40周年ライブツアー」ということなのでヒット曲オンパレードだろうなぁ、とセットリストを観ないようにして臨んだ。一昨年くらいに観に行ったミスチルの25周年?ライブがそうだったし。座席はまぁまぁいいとこだった。前日母と妻は真正面の前から20列目だったらしい、うらやましい…

結論は半分くらい知らない曲&聴きこんでこなかった曲だった。ちょっとがっかりしたけれども、あえてベストアルバムの焼き直しではなく、コアな曲や知名度がない曲、新曲を入れてくるあたりに終わってからすごみを感じた。まだまだ進化するよ、というメッセージと個人的には受け取った。

普通の考えなら40年もバンド活動してて周年ライブやるとしたらヒット曲満載のセットリストにするよ、ミスチル始め、Stones、clapton、Paulとか周年じゃなくても定番の曲ばっかやってるし。やっぱ普通じゃないしドームをぱんぱんにして盛り上げて老若男女が観に来るバンドは「カッコいい」を更新していくんだな、と感じた。

ただ、ライブ全体を見返すと中だるみしたのは事実。いっっぱいある極上のバラード(いとしのエリー、真夏の果実、涙のキッスetc)だったり、ヒット曲入れてもよかったのではと思わずにはいられない。コアなファンにはたまらないかもしれないが、ライトなファンには正直つまらない時間が多かった。実際、初めて参戦した友達は中だるみ部分の時寝ていた。(といってもライブって気持ちよすぎて眠くなることってあるよね)
もうちょいライトなファンの事を考えてもよかったかな、って偉そうに書いておこう。あと母はいまいちと偉そうに語っていたが新曲。個人的には好きだ。それとお酒販売してほしかった。主催者の意向とかいてあったがなんでだろ…

いずれにせよ還暦過ぎたバンドが36曲、3時間強ほぼ演奏しっぱなし、歌いっぱなしというのはほんとにすごい。演奏に関しては東京ドームのクソ音響のおかげでリズム隊は聞こえなかったけど、それ以外は安定していた。
原坊の安定ピアノとミスブランニューデイのおなじみのシンセ。
松田さんのパワフルなドラムと気持ちいハモリ。
関口さんのたまにミスるけどチャレンジングなベース。
毛ガニのグルーヴを生み出すパーカッション。
なにより桑田さんのボーカルとギター。
あれだけ声が出て動いて、アップテンポもバラードも聴かせられてとてもよかった。裏には相当な努力があると思う。あと毎回思うんだけどギター何気に上手いんだよね、もっと弾き語りやソロ聴きたい。

個人的に心に染みた曲、以下ネタバレ
・闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて
・彩 ~Aja~
・Moon Light Lover
・慕情←最高
・HAIR
・当って砕けろ
・わすれじのレイド・バック
・はっぴいえんど
・I AM YOUR SINGER
・LOVE AFFAIR~秘密のデート←当然
・旅姿六人衆(旅姿四十周年)←初めて生で聞けた!

これからも元気に活動してアルバム出してまたライブやってほしいし、これからも聴き続けます。できればやまたつみたいに音の良い小さな箱でやってほしいなぁ。やんないか笑

ということで来月は大宮ソニックシティに山下達郎観に行ってきます、マジで楽しみ。。観終わったらライブレポ書きます。

それではまた。


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