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【国内・鉄道】鉄道に詳しくなる009:関東周遊車窓の旅が¥150で???(その3)

これまで2回にわたって「関東周遊¥150車窓の旅」について考察してきました。

(その1)JRで移動する際の計算の基本となる「運賃」と「料金」の違いについて
(その2)JRの路線区分と大都市近郊区間について

今回はその3回めです。このような「特殊な旅程」を組むための最強の情報源を紹介しましょう。

JRの公式web時刻表

最も信頼性の高い時刻表はJR東日本であれば、公式サイトの時刻表でしょう。すべての列車の時刻関連情報が網羅されているようです(あたりまえですが)。

最新かつ詳細な情報には間違いがなく、必要であればプリントアウトもできるので便利ではあります。

ただし、¥150円の旅には紙の時刻表のほうが向いています。デジタル情報は検索性には優れますが、一覧性を考えると伝統的な紙の時刻表のほうが便利です。自宅のPC上で調べるときにはデジタル時刻表をおすすめしますが、フラフラと出かける気楽な旅には冊子版のほうがいいと思います。

もちろん、このサイトはスマートフォンでも見れますが、サクサク見れないので時間が掛かります。付箋を貼り付けて、違うページを見比べるということもできません。さらに、バッテリーが切れたら、文鎮化します。

Web時刻表の問題点

JR東日本の時刻表はJRの時刻しか乗っていません。あたりまえといえば、あたりまえなのですが、首都圏を電車で移動するときには、JR以外の私鉄地下鉄線なども利用します。そうなると、運営会社別の時刻表を見る必要があります。

とはいえ、それぞれが使いやすいかどうかも微妙なところです。例えば、東京メトロのサイトで運行時刻の全体像を知ろうとするとなかなか難しいことになります。

乗換案内で多くの人が利用する「ジョルダン」や「駅探」などは、リアルタイム運行情報などもあり、ピンポイントでの検索には便利ですが、全体像の把握には向いていません。

では、¥150車窓の旅で使うべき時刻表とは、どのようなものでしょうか?


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