見出し画像

フランツ・カフカ「父への手紙」43

カフカの父親の話をちょっとだけ。フランツ・カフカの父、ヘルマン・カフカは1852年9月14日に、六人兄弟の四人目として生まれました。幼いころから働いて、商人としての才覚を発揮し、成功を収めます。フランツはそんなカフカ家の長男として生まれました。商売人として生きる父親と、文学肌の息子。その確執については彼の著書に譲りますが、いま2人の亡骸は同じ場所に葬られています。フランツ・カフカが亡くなったのは、1924年、6月のことでした。

ここから先は

651字
週1でゆるっと更新します。ボリュームは1回500字~。時々おまけでいろんなことを書きます。

カフカ「父への手紙」を訳しています。400円の買い切りです。 よい作品だと思いますが翻訳が少ないようなので、皆さんのお手元で読んでいただけ…

本を買ったり、勉強したりするのに使っています。最近、買ったのはフーコー『言葉と物』(仏語版)。