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似ている2人

世界的メジャーリーガーの結婚報告で、「相手は誰だ?」とSNSを賑わせ、正式に発表されたお相手を見た時、「2人似ているな」と感じた。
「似ている」というのは、中身の話では無く、外見や雰囲気の話だ。

以前、「仲良い2人は外見や雰囲気が似ている」という誰が言ったか忘れたが聞いた事があり、その言葉が何故か印象的で、今もなお頭の片隅に残っている。道行くカップルを見ていると確かに似ている2人が多いなぁと感じる事がよくある。「似ている=長続きする」とは言えないけれど、やはり自分と似た雰囲気の人を引き付ける何かがあるのかもしれない。

自分の価値観と近しい人は居たとしても、完全に一致する人は居ないに等しいと思っているのだが、相手に求める「心地よい雰囲気」は完全一致する事もあるのだろうか。例えば、初対面の人に興味を持つ(人としてであって、一目惚れ等の色恋は関係無い)きっかけとして、中身は全く分からなくても、その人の持つ雰囲気が要因になる事があるだろう。そして、その延長として友達になったり、はたまた恋愛に発展していくことから、「似ている2人」となるのかもしれない。

自分にフィットする雰囲気を持ち合わせている人に出会う機会は、とても貴重な事だと思っている。だって「直感」で感じるものだから。今、仲良くさせて頂いている人達も、思い起こせば「あぁ雰囲気良いな」だったように思う。ただし、それだけで人を判断するのは違うと思っている。あくまで、1つのきっかけに過ぎないからだ。

「似たモノ同志」という言葉があるけれど、いつか自分の隣にも、周囲から「なんか、似てるよね」と言われる人が、ひょっこり現れるのだろうか。
と、その前に、「あぁ、雰囲気良いな」と思われるように精進しなくては・・・。

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