ウデマエXになる為の方法

Ⅳ.ガチホコバトル

1.ガチホコバトル基礎知識

ホコルート (1)

・ガチホコバトルはステージごとに数種類のホコ運びルートが存在していて、その中でも基本ルートのような位置づけのものもあり、それを知っている必要があります
・ステージによっては「何カウントまで行けばかなり勝率が上がる」ようなカウントも存在します。(例:ハコフグ倉庫の壁チョン)
・カウントリード状況で残り時間が少なくなってきた場合、極力自陣ゴールから遠い場所へ持っていき時間稼ぎをするという行動が重要になります。
ステージによってはかなりの安全地帯もあります。

ホコルート (2)

*例:アロワナモール

ヤグラ同様にプレイする際の2ステージずつで良いので、YouTubeの解説動画等を下調べし、少しずつノウハウを構築していきましょう。

他ルールと異なりオブジェクトのペナルティが存在しません。よってほぼ「進めたもん勝ち」であり、ガチマッチにおいては前傾姿勢のチームが往々にして強い傾向があると個人的には思います。


2.初動時間帯の状況確認

<ブキ編成と立ち回りの推測>

ホコ2

ホコ3

ガチホコ初動における編成で見る主なポイントは以下の3つです。
・自分が前から何番手なのか
・どちらのチームのほうがホコ割りが強いか
・どちらのチームのほうが塗りが強いか(盤面整地能力が高いか)


1.自分が前から何番手なのか
基本的な考え方としては、自分自身が3~4番手だった場合は自分がホコを持つ役割を、1~2番手だった場合はホコより前か横に出て敵を倒したり道を作ったりする役割を果たします。

ただし状況によって臨機応変に動かないといけない場面も多く、特に「自分は持たない」と決めつける行為は長期的に見て「ホコ持ちの技術向上の機会を失う」事にも繋がりかねない為あまりオススメは出来ません。
(*オススメは出来ないが、絶対ダメという訳でもない、理由は4項にて)


2.どちらのチームのほうがホコ割りが強いか

ホコ5

ホコ割りの強さは「①ボムの有無②対物ギアの数③メインのホコ割りの強さ」で推測・判別します。
③のメインに関しては、ボールドマーカー、スパッタリー、オーバーフロッシャー等はホコ割りの性能が高いです。

味方のほうがホコ割りが強そうなら積極的にホコを割り初動の有利状況を作りましょう。
逆に弱そうならホコバリアの爆発で絶対に死なないようにしましょう。


3.どちらのチームのほうが塗りが強いか

ガチホコバトルはホコを持っているプレイヤーを倒してしまいさえすればホコのカウントの進行を止めることが出来ます。
この特性上、特に味方チーム側が塗りの強い編成の場合、盤面が一旦固まってしまうと相手チームのホコの進行スピードをかなり遅くさせることが出来ます。

逆に相手チームが塗りの強い編成だった場合、仮にこちらがオールダウンを取られてしまったらその瞬間から、ものすごい勢いで相手側の塗り広げと、同時にホコの高速進行を許してしまう可能性が高いです。
なのでオールダウンを取られない(自身のデスが少ない)こともしっかりと意識して立ち回りましょう。


          ~ハイパープレッサーに要注意~
ステージの端から端まで当たり判定のあるスペシャル「ハイパープレッサー」に関しては、上記の塗り状況うんぬんと関係なく、問答無用でホコの進行を止めることが出来ます
味方に来ればなんとも心強いですが、相手チームにハイパープレッサー持ちがいて、カウント負けの状況のまま残り1分・・・なんてことになると非常に厄介ですよね。
ハイパープレッサー持ちを相手側に引いてしまったら運が悪かったと割り切り、覚悟を持って序盤から積極的に攻めていきましょう。


3.攻め・ホコ運び

ホコ4

ヤグラ同様、ホコを持つタイミングは基本的に「数的有利状況になった時」になります。
ホコを持たないプレイヤーはホコの前に出て敵を倒し、ホコを進める道を作ります。
全員(ホコ持ち以外の3人)で同じ方向に行くよりは、出来れば扇形のように陣形を展開し、サイドから(場合によっては裏も)ホコを止めに来る敵に対してもカウンター出来るよう準備をしておきましょう。

ホコ持ちのプレイヤーは味方の攻撃が手薄な場所にホコショットを撃つようにしながら、味方の進行スピードに合わせてホコを前に進めましょう

ホコを持っている時に数的不利状況(味方2人がやられて2対4になった、等)になってしまったら、もう攻撃のターンは潔く諦めて、出来るだけ前に突っ込んで死にましょう。
後ろに下がって下手に粘ってから死んでしまうと、その下がった場所からさらに(自分が時間差で死んだことにより)数的不利状況が続いてしまう為、相手の攻撃が続いてしまうリスクが高くなります。


4.防衛

ホコ6

防衛もヤグラ同様、基本的には正面からの防衛を心がけます。
デュアカスはスプラッシュボムがあるので、ボムでホコ持ちの相手を倒してしまいさえすればホコの進行を止めることが出来ます。

ガチホコバトルは防衛側(ホコを持っていない側のチーム)のスペシャルゲージが少しずつ貯まります。
アメフラシはホコ持ちに対してダメージを入れるだけでなく足元の塗りもある程度奪うことが出来る為、進行ルート上にアメフラシを置いておけば有効な遅延行為にもなります。

高台から敵の進行をけん制し、スペシャルを貯め、落ち着いて対処しましょう。


         ~「得意を伸ばす」というススメ~
スプラトゥーンというゲームにおいて、ウデマエを上げたい(≒上手くなる、強くなる)と考えた時、ゲームの練度を上げるために例えばエイム練習したり、キャラコン練習をしたりするわけですが、ことガチホコバトルにおいては「ガチホコの練度」が求められてきます。
このように急に違う技術を求められたとき、特に元々の技術が十分でないと「何から練習したらいいのか分からなく」なることがあるのではないでしょうか。
この場合私のオススメとしては、まず自分の得意・不得意を整理し、そのうえで得意なことから伸ばしてみる、という方法です。
これは色んな場面に当てはめることができ、例えば「ガチマッチ4ルールの中でエリアは得意だけどホコは苦手」ならば、先にエリアを頑張ってウデマエを上げてしまえば、より強い相手との対戦経験も増え、エイムやキャラコンも上達し、結果的にホコでも強くなるのが早くなる(ホコだけ練習してた場合と比較して)、という流れです。
同様に、攻めと守りとどっちが得意だ、主体的に動くのとサポート役とどっちが得意だ、等々・・・様々なシーンで適用させることが出来ます。


5.ギア考察

画像8

・メイン性能アップ

単独でのホコ割り性能はアップしますが、割り合いになると持久力がない為、どちらかというとキル性能重視。
細分化ポジションで言うと③あたりの立ち回りをイメージするのが吉。


対物攻撃力アップ

・対物攻撃力アップ

単純にガチホコバトルと噛み合うギア。しかしながらメイン性能アップ(疑似確が出る大2個+小8~9個)と組み合わせている人はさすがにあまり見ないかも・・・。
スプラッシュボムやアメフラシにも効果が乗ります。


イカダッシュ速度アップ

・イカダッシュ速度アップ

ホコ持ち寄りの人向き。大1個+小3個とか積むと結構速く感じると思います。
ガン積みして徹底的にホコを持つ立ち回りの場合、それはもうデュアカスではなくオーバーフロッシャーとかの方が良いのではないかと思います(個人的見解)。


インク効率アップ(メイン)

・インク効率アップ(メイン)

塗り盤面も戦況に影響してくる為、手堅く立ち回りたい人は積んでいた方が良いと思います。


画像12

・爆風ダメージ軽減・改

ホコを持っているとボムもジェットパックも大量に飛んでくるため小1個は必須クラス。相手インク影響軽減も併せて。


前項 ⇒ 第Ⅲ章「ガチヤグラ」
次項 ⇒ 第Ⅴ章「ガチアサリ」

『40代デュアカス使いによる「ウデマエXになる為の方法」』表紙へ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?