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【Revit】SheetLink / DiRoots.one

今回は、SheetLinkの機能について深堀します!!
前回、下記で便利なポイントはお伝えしましたが、みんなが認識してないかもしれない。よくできてるポイントを説明したいと思います。



SheetLinkの使い方

Revit モデル データ (カテゴリ、要素、集計表ごと) を Excel および Google スプレッドシートにエクスポートします。データを編集してインポートし直し、モデルを更新します。
プロジェクト情報やオブジェクトスタイル、線種などの設定も書き換えができます。選択の基本機能については後半を確認。タイプIDで書き出しは、項目が重複しないためタイプの値を書き換える場合は、ミスが少ない。

モデル全体 / アクティブビュー / 現在の選択内容
リンクファイルを含める / タイプIDで書き出し

Excelでパラメータを書き換える

① SheetLinkの基本機能のいずれかを選択
② パラメータを抽出・選択
③ Excelを書き出す(Export)、Excelでパラメータを修正する
④ Excelを読み込む(Import)

mepbim_gsan
Excel入出力の手順
  • 同じ「タイプID」の値は同じにすべきと記載があるが、仮に異なる場合は、修正したセルの一番最後の行が持つ値が反映される。1か所しか修正してない場合は、そのあたりがすべてのタイプに反映。3か所のうち2か所を修正し値が異なる場合は、2つのうち下の行の値が反映される。
    ・・・と思う。たぶんね。差分を見てるのだろう。

書き出されたExcel
説明文

Preview/Editでパラメータを書き換える

① SheetLinkの基本機能のいずれかを選択
② パラメータを抽出・選択
③ Preview/Editを選択、パラメータを修正
④ Update Modelを選択

mepbim_gisan
  • Excelの入出力が不要なため、サクサクと修正ができる。

  • 集計表をExcelライクに修正が可能(操作はExcelと同じ)【おススメ】

  • タイプ値の反映は、Excel入出力時と同じ。原則すべてを同じにすべき。

Preview/Editの手順
Preview/Edit
Preview/Edit:Excelとほぼ同じ。

Export Project Standards

  • 下記の情報を書き出し、一部を修正して戻すことができる。
    プロジェクト情報、オブジェクトスタイル(線の太さ、色)、線種(線の太さ、色)、ファミリタイプ(ファミリ名、タイプ名)

  • オブジェクトスタイルには、RevitUIで非表示の項目もDirootsでは出力されているため、一括変更する際は注意が必要だ。

Export Project Standards
  • Excelの情報を下記に示す。

  • 非表示シートもあるため、興味のある方は閲覧ください。

Excel①(オブジェクトスタイル / プロジェクト情報)
Excel②(線種 / ファミリタイプ一覧)

基本機能

ここからは基本機能の復習です。
重複する内容もあるため、ご存じの方は割愛して結構です。

Model Categories

カテゴリ単位でパラメータを選択することが可能。

Model Categories / モデルカテゴリ

Annotation Categories

Annotation Categories / 注釈カテゴリ

Elements

Elements / 要素

Schedules

集計表単位で修正が可能なため、集計表で作業するよりこちらがお得。

Schedules / 集計表

Spatial

「部屋」や「スペース」の情報を整理する場合に必要

Spatial / 空間

リンク

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