見出し画像

田んぼとセクシャリティ

農作業で、なにが1番好き?
と訊かれれば、
田植え
と言いたいけど。
そんなガッツリ最近できなくて、残念な妻木です。


昨日、なんでエヴァインストラクターやってんのか?
娘に話す機会がありました。

わかりやすい“きっかけ”は、
夫婦間の不和でしたが、
明らかに、
そう、明らかに!!

わたしは、「まこも」に関わっていなかったら、
「田んぼ」やってなかったら、
性のことやろう。
とは、なってないです。

それも、わたしの場合。
更年期のタイミング
というのが、ポイントで、
“自分のこと”というより、
“次の世代のこと”として、
重大な問題だと、認識したからでした。


ん???
と、不調を感じ始めて、
夫婦間で性生活が、うまく回らなくなる前。

田植えの時期は、なぜか?
夫婦間が、ホット!!!
だったんですねー笑

とても不思議な現象でした。
春。
野山のあちらでも、こちらでも、
恋のダンスが繰り広げられる、その期間。
わたしたち夫婦も、そのエネルギーに抗えず、
お盛んになるのか??と思ってました。

そんな、自然のサイクルと同期する生活を経て、
ムクムクと湧き上がってきた問題提起。

中年期からの性生活

ここのタイミングで、
見切りをつけたり、
もうひと花!!と奮闘したり、
きっとするんですよね。


動物や植物たちの、
性のサイクルを見て、
わたしたちも、子どもがある程度の年齢になってくると、
性生活も、なくなっていくもの、
と捉えてしまっても不思議じゃないかもしれない。


でも。
それは、明らかに!
そう、もうホンマに明らかに!!!

自ら然るべき、わたしたちの本来の姿じゃなかった。。。


もちろん、個体差はあるけど、
もちろん、必要としない人もいるけど、
そもそも、わたしたちは、
その自然なあるべき姿で、
性を謳歌しきれていない種族になっていて。。

その、どうしようもない「違和感」を
無視できないところまで、
ボリュームを上げてくれたのは、
「まこも」や「田んぼ」
だったんですねーー


人が、自然の中で、
絶妙なバランスで生きていく知恵として、
田んぼって、受け継がれてきたんやなーー
って、痛感します。

壊し過ぎる、一昔前までの、
理想の、山のてっぺんから、
海までを想う、
里山の中の田んぼを目指してましたが、
それは、イコール、
自然の中で生きる人間の、
在るべき在り方に立ち還る道を歩くことになっていたのかもな。
って。



「アダム徳永」「スローセックス」
で検索すると、
書籍やDVD、見る人が見たら、
淫靡な世界の人に思われます。

いん‐び【淫×靡】
読み方:いんび
[名・形動]男女の関係、風俗などが乱れていること。また、そのさま。「—な雰囲気」

デジタル大辞泉 小学館

でも、アダムさんに師事して、
これまた明らかになったことは、
わたしたちの大切な性生活を、
大切な愛し合う行為そのものを、
“淫靡”にしているのは、
わたしたちの「不自然な在り方」の方だった!!!
ってことでした。


田んぼは、宇宙
なんて、ダンナが言います。

田んぼが宇宙なら、
わたしたちも、宇宙だ。

食を満たすものとしてだけ、
農を捉えていたら、
やっぱり、性を満たす道には乗れなかったかも。

神聖な植物
って、まこもを特別視するのは、
ほかの植物がそうじゃないって言ってるみたいで、
いやです。

でも、植物が神聖なら、
わたしたち人間もまた、神聖。
その対象がなんであれ、
わたしたちは、愛するものに自分をみるし、
愛するものに、成っていく。


「田んぼやってて、大事なことって気づいたんやよ」
娘に話した、この言葉の内訳を、
書き出したくなりました。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?