底辺なろう作家の現状

 まずはこれを見てほしい。

 これは、今自分が小説家になろうに投稿している小説のアクセス数のデータ。見てわかるとおり、メチャ少ない。
 掲載開始が2022年の3月なので、一年半ぐらいの連載でついたPVは約2,800ぐらい。正直ひどい。おまけに、毎日のPVが3桁に届いた日は一度もないという始末。

 実際は掲載してから放置した期間もあるし、力を入れて投稿し始めたのは2023年の9月からなので、”投稿し続けた期間”は6,7ヶ月になってくる。でも、正直ひどい。

 次はこれ。

 こっちは投稿している小説のデータ。1人から評価をもらっていて、ブックマークしているユーザーが5人いる。
 評価が10ポイント。ブックマーク1件あたりが2ポイントなので10ポイント。あわせて20ポイントの評価が自分の小説にはつけられている、って感じ。

 ぶっちゃけ、笑われるデータだと自分でも思う。だって、数ヶ月ずっと小説を書き続けた成果がコレ別に5人のブックマークユーザーに対してどう、と言っているわけじゃない。

 むしろ彼らには感謝しているけれど、でもやはり、自分の肥大化する承認欲求とプライドには勝てなかった。書き始めていた頃はたった1pvがつくだけで狂喜乱舞していたのに5、今では更に多くの読者を望んでいるという救えない状態。

 次にこれ。

 アクセス数のデータのうち、11月6日の内訳。……どうしようもない。26のPVのうち、1話を開いたのはわずか2人。最新話だけ開いてブラバしてるユーザーの多さがほとんど。そして、この数字に数えられていないユーザーは開いた瞬間に即ブラバしている。

 いや、自分のような底辺作家の作品をわざわざ開いてくれた、それだけで頭の上がらないことではあるものの。それはそれとして、メンタル的にはつらいものがあるのも否定できない。

 ローファンタジーという、そこまで大きくはないジャンルで投稿している作品というのもあるけれど、小説家になろうは見てもらえるまでのハードルが高い。高すぎるほどに高い。そしてこれはカクヨムだろうが何だろうが、どのサイトでも変わらない。

 ちなみに、ネトコン11の1次選考を突破した作品でこれ。選考の発表を見た時は、この現状が何か変わるんじゃないかと思っていたけれど、結果は見ての通り。

 コンテストに参加して予選を突破したところで、何も変わらない。5chじゃ”運だろ”なんて言われる。

 結局、底辺の自分にできることと言えば、書き続けることしかない。実績もない。他のユーザーとの交流もない。となれば、実力をつけていくしか道はない、ってのは確実にある。

 そんな底辺作家のぼやきでした。

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