ジオウ、ディケイド両ライダータイム感想。平成の訪れ

配信前から話題騒然だったライダータイムジオウvsディケイドとディケイドvsジオウが今日遂に完結しましたね!

ここではネタバレ全開、にわか全開の感想を垂れ流していきますのでご容赦ください!

さてディケイド側3話、ジオウ側3話の計6話での配信となったわけですが今回はジオウ側メインで語ります。


⚪︎ディケイド館
多くの方がSNS等で書かれてましたが、流れ的には完全にサスペンスドラマ的な流れで、最初の2話で誰も変身しないという攻めの構成で、3話にてようやく士とソウゴが変身するといった様子でした。
正直7人のジオウに繋がるというのは誰もが予想の範囲内だったと思いますが、それよりも驚いたのがデスゲーム参加者の正体ですよね(笑)
オーラとスウォルツ氏はただの別次元の存在でしたが、ウールが忍者とミサが幽霊、そしてまさかのソウゴがロボットとさすがの井上敏樹先生という他ない世界観。加えてユウスケは多分ディケイド最終回嘘予告の闇ユウスケ?というサプライズ。

終盤の戦闘シーンでもヌルッとディエンド、クウガ(セリフ的に闇ユウスケ?)、キバーラがサービスで登場。
この配信を見るにあたってディケイド本編全て見返したので、中身がなんであれフルメンバー揃ったのは良きでしたね。

そして何より鳴滝の登場も皆予想してましたが、弱ったオーマジオウに仕えるというまさかのクオーツァー的役割。
ただ鳴滝もだいぶお疲れで、もはや士が世界の破壊するのも鳴滝としてはオーマジオウに仕えることが疲れたと言ってましたが、本当は鳴滝としての活動自体に疲れたっていうことなんだろうなと感じましたね。
鳴滝役の奥田さんもインタビューで今後の再登場はないだろうとコメントしてますし、士に全て託すというディケイドの物語の終わりを感じる一幕でした。


⚪︎7人のジオウ
こっちの物語は差し詰オーマジオウがまたも作り出した、オーマジオウ主催の最強の素体探しデスマッチというストーリー。
そこに士が破壊者というよりは処刑人として登場するのですが、図らずも士も最強の素体探しに協力しちゃったというわけですね。
ただ士がノリノリで各ソウゴを倒すのは激情態を思い出してなんだかワクワクしましたね(笑)

そしてメインのソウゴ達は状況的にゲイツマジェスティの後の時系列でありそうな要素が散りばめられていました。
例 ソウゴが最後ゲイツに救世主さんと冷やかす、不穏なスウォルツの回収、ソウゴが士を知らない、ウールのポジション、みんなすんなりウォズを受け入れる、ディケイドウォッチ所持(マジェスティ時にウォズの力でグランドジオウウォッチを生成済みのため)etc

色々破茶滅茶なように見えて敏樹先生はマジェスティ時空の続編としての要素を拾う見事な仕事っぷりでした。
とはいえ内容がぶっ飛んでいたのはいつも通りで、序盤のシリアスとギャグの応酬。その中でもスウォルツの弾けっぷりが最高にウケましたね。しかもあれを記憶が戻っている状態でやってたのが笑えます。
しかもアナザーディケイドになって加勢するという燃える展開まで披露してて良かったですね。
個人的な考察ですが、スウォルツとしてはまたソウゴにオーマジオウになられたら自分じゃ太刀打ちできないと感じたので近くで見守りオーマジオウ化を阻止したかったのかなと感じました。

あと新フォームの件ですが、ディケイドコンプリート21があまり強く見えなかったのが残念ですが、正直動いているとあの見た目が意外と気にならなかったのは私だけですかね(笑)
ジオウのディケイドセイバーはもはや見た目そのままでしたが、ヘイセイバーの活躍は全ヘイセイバーファンにとって最高の瞬間でしたね。
正直令和の力があれば平成の化身であるオーマジオウを倒せるというメタ的な読みをしてましたが、どうもそういうオチではなさそうでしたね。
最後はツクヨミへの情けで手加減をしつつも、結局ソウゴはオーマジオウになるのだからここは倒されて未来の自分に託すと言ったところでしょうか。あとしれっとソウゴBが生きてるので、次回作があればピンチの時にソウゴBが助けに来るとかありそうですね。

あと士の最後ですが、これで旅は終わりか…というセリフが士というよりは中の人の井上さんの気持ちのこもったセリフに感じられてなりませんでした(汗
ディケイドの最後と思うと寂しいですが、ただディケイドだと如何様にも復活の方法がありそうなのでオーマ白倉の気まぐれに期待します。

色々と賛否を巻き起こしてますが、結局最後のソウゴ、ゲイツ、ツクヨミの並び、また奇跡のウォズ出演によっていつものストーリーテラーウォズも見れたことあり、紛れもなくジオウ作品でありあの雰囲気を最後に感じることができなんだかんだで満足してしまう自分がいました。

加えてウォズの発言、ツクヨミとオーマジオウの意味深な発言等々、今後もまだ続編やりたいという東映さんのすけべ根性をしっかりとファンとして受け取ったので、ジオウで特撮へ復帰したものとして心からVシネのウォズとツクヨミを期待して待ってます!
個人的にはあとバルキリーのVシネもどうしても見たいので、Vシネツクヨミvsバルキリーとかアリだと思います。

ちょっと脱線しましたが、兎にも角にも完全にスッキリの展開ではなかったですが、このドタバタを楽しめて良かったなというのが本音ですね。そう言えば「なんか行けそうな気がする!」が無かったような気がしますし、これは次回に持ち越しならそこでお待ちしてるので、いくらでも続編待ってます。              









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