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私のマインドマップソフト遍歴とマインドマイスター(MindMeister)にたどり着くまでの話。

マインドマップを描き始めてから20年近い。一番、頭にしっくりくるのは手書きマップだ。これは揺るがない。今でもプレゼンの準備をするときなどは、手書きでマインドマップを何回か書きなおす。これで、ほぼ暗記してしまう。20~30分の筋なら、頭の中にしっかり入る。

でも、後で見直したり、データとして保管しておきたい場合はデジタルのほうが格段によい。草稿を作る時や、あとで入れ替えたい時などは、デジタルじゃないと大変すぎる。これまで、デジタルのマインドマップを作るソフトは、いくつも試してきた。

昨日から、ついにマインドマイスター(MindMeister)に乗り換えて、これで行くことにした。その経緯を書いておきたい。

これまで使ってきたマインドマップソフト

imindmap
トニーブザンの公式ソフトだ。当時はパッケージソフトとして購入。これがそこそこに高かった。使っていたのは、今から10年以上前だ。今は、運営会社なども変わり、サブスクで提供されている。

メリット:ブランチを自在に動かせたり、色彩豊富なマップは他の追随を許さないものだった。
デメリット:しかし、その後PCを何度も入れ替えるにつれて、いつの間にかソフトの引っ越しができずに断念した。

ithoughts
IOS版のマインドマップアプリ(有料)。使い勝手の良さに定評があり、迷った末に購入した。タブレットで使用していた(過去形)

メリット:imindmapのように、ブランチを自在に動かすことができ、思った通りのマインドマップが作れる。他のアプリとは操作性が異なる。自動整列させることも、半自動にすることもできるのが良いところだ。
デメリット:アプリはIOSでしか使えない。私はメイン機がWindows-PCだ。Win-PC版もあるが、数千円かかる。PCは頻繁に入れ替えるし、何台も使うので端末に縛られるのは困る。

という感じで、いつの間にか使わなくなってしまった。ちょっと惜しい気はするアプリ。

Xmind
とても使いやすいソフトで、キレイなマップができる。PCにインストールして使うタイプ。

メリット:初心者がチャレンジしても満足のいくマインドマップができるだろう。一時期はほとんどのデータをxmindで作っていた。
デメリット:しかし、短所は動作が重いことだ。データ量が増えてくると、モッサリして動きが鈍くなるのが嫌だった。その短所を解決したXmind2020がリリースされたが、6か月で3000円程度のサブスクになった。

freemind
こちらも、PCにインストールして使うタイプ。とにかく老舗ソフトだ。基本的にかなり好きなソフトだ。

メリット:見た目はシンプル過ぎるけれど、サクサク動くのでXmindの重さに辟易した後はこちらを使うことのほうが多かった。高望みせず、とにかくツリー上のデータを作ったりまとめたりしたい時に便利だ。freemindで作ったデータは、どのマップソフトでも読み込めるので、基本のデータを作る時に使っていた。

デメリット:残念ながらスマホやタブレットと同期させることはできない。強引にやろうとすれば、いちいち互換性のあるデータを別アプリで開くしかない。でも、これじゃ不便。出かけ先でデータを確認したいこともある。

マインドマイスター(MindMeister)に決めた理由

メリット:ブラウザ上で動くソフトなので、PC・タブレット・スマホが同期しているのが一番のポイントだった。また、操作性もシンプルで、freemind、xmindを使っている人であれば楽々使える。評判もよく、使っている人が多いので、ググればいくらでも情報が見つかるのも良い。

デメリット:しかし、問題はサブスクであること。無料版だと3枚までしかマップを作れない。月500円払えば無制限になる。毎月500円を安いと見るか、高いと見るか、、、できることは、無料のfreemindとほとんど同じなので、できればサブスクは避けたかった。

決め手:無料版で無制限にマップを作れる裏技を教えてもらったことだ。下記のブログに詳しい。裏技といっても非常に正当な方法だ。

もともと、マインドマイスターは作ったマップを、グーグルドライブにエクスポートできる機能を有している。グーグルアカウントでログインするので、エクスポートすると自動的に自分のグーグルドライブに「MindMeister」というフォルダができて、そこにマップが自動的に蓄積されていく。

開くときには、アプリを指定して開けばよい。マインドマイスターのホーム画面上で、一度に開けるマップの枚数が3枚という縛りはあるものの、毎回、グーグルドライブ経由で保存し直せば何の問題もなく無制限に使えるのだ。月額500円を払わなくて済んだ。テンションが上がった。

無料で使えるものだったら、おすすめもしやすい。マインドマップを描く上で役立つちょっとした裏技なども書いていこう。


大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq