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経験の質を上げる。PDCAノートで日々を細かく記録する。

PDCAノートを書き始めてから、とても良かったのは、日々の小さな進展に気がつけるようになったこと。また、小さな改善点に気がつき、すぐに修正できるようになったことだ。おかげさまで、毎日、進歩向上している気分になることができる。

経験の質を上げる

以前、教師に教えられたことが、頭の中に残っている。「単に経験を積むだけではなく、経験の質を上げるように。失敗したことを改善するだけではなく、成功したことを分析し、それを再現できるようにしなさい」という教えだ。実に深い。

その教師はたくさんの生徒を見てきたのだが、人の成長は、必ずしも年齢によるものではないと分かったそうだ。人は経験を重ねるごとに、賢くなるのではなく、質の高い経験を重ねたかにどうかが大事なのだ。

PDCAノートにコツコツ記録

1日を振り返る時、今日改善したいと思った点や、うまくいったので、これからも続けていきたい点を日記に書き込んでいる。しかし、1日という単位で振り返ろうとしても、貴重な経験が抜け落ちてしまっていることが多い。それで、その瞬間、瞬間を切り取って記録していかなければならない。

私は小さなメモ帳を持ち歩いて、記録し、帰宅してからPDCAノートに書き込んでいる。昼食・夕食など、一時停止する時にノートを開き、気がついたことを書き込んでいく。note更新に関しても気がついたことは、すぐに書き込み、明日からは何を試してみるかも書き込む。

コツコツした努力だけれど、こういう努力が積み重なり、今までずっと放置してしまっていたことに手が付けられたり、何度も犯してしまっていた失敗をシステムでカバーすることができるようになった。

1週間ごとの振り返り

特に大切にしているのは、1週間ごとに振り返り、次のPDCAを考えて回すことだ。1日単位で、できたこと、できなかったことを把握するのと共に、1週間というある程度のスパンで眺めた時に、どんな変化が生じ始めているのか、どこを改善していけばよいのか手に取るように分かってくる。

実は、天下のAmazonは、月ではなく、週でPDCAを回すことで有名だ。

「週単位で目標と結果を照らし合わせていけば、たとえ両者にギャップが生じていても、原因の究明がしやすく、早めに有効な対策が打てます。その結果、何とか遅れは取り戻すことができます。たとえるならば、小さな車輪で進んでいるので、少しコースを逸れてもすぐに修正できるのです。」

私も、1週間の予定の中に「ウィークリーレビュー」という振り返りの時間を持つようにしている。これからも、この習慣を大切にしよう。

フレームワークの大切さ

PDCAノートの著者の岡村氏は、フレームワークの大切さを訴えている。こうしたらいいんだよなぁって分っていても、なかなかできないのが人間。しかし、何らかの枠組みやツールがあれば、気がつくとできちゃっている!という状態を作れる。

うん、これこそ、私がノウハウ本に望むことなんだよなぁ。工夫(アイデア)+ツールの使い方を学べる良書だ。


大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq